プジョー、ル・マン24時間レース用の9X8特別カラーリングを公開。90年代のプジョー905にインスピレーション受けたデザイン
世界耐久選手権(WEC)に参戦するプジョーは、今年6月に開催予定のル・マン24時間レース用の特別カラーリングを公開した。
WECに参戦するプジョーは、6月に予定されているル・マン24時間レースに向けてプジョー9X8の特別カラーリングを公開した。
今年のル・マン24時間レースはWEC第4戦として6月10~11日にかけて開催される。このレースに向け、プジョーは特別カラーリングを用意した。
デザインを行なったのはスペイン人アーティストのJ.Demsky。彼は1990年代初頭にル・マンを2度制したプジョー905からインスピレーションを得てデザインを実施。普段のWECではグレーを基調とした配色となっているが、ル・マン特別仕様ではマシン前面では白と青をメインとしつつ、後部は暖色のラインと混ざり合いう色鮮やかなカラーリングが施されている。
プジョーのデザインディレクターであるマティアス・ホッサンは今回の特別カラーリング公開に際し、次のようにコメントを寄せた。
「プジョー905は90年代のアイコンであり、そのエナジーやクリエイティビティを知らしめたかったんだ。J. Demskyはこの情熱とインスピレーションを共有してくれている」
「彼のアートグラフィックの非常にモダンな強さは、プジョー9X8をストリートアートとテクノロジーの混在した世界へと導いてくれる」
「これは自動車デザインとル・マン24時間レース100周年を祝う、まさに芸術的なパフォーマンスなんだ」
プジョーは新車9X8を引っ提げ、2022年シーズンからハイパーカークラスに参戦を開始。昨年は中盤からのデビューとなったが、2023年はフル参戦となっている。
開幕戦では苦戦していたプジョー。第2戦ではマシンのギヤボックスに改善を施して94号車(ロイック・デュバル/グスタボ・メネゼス/ニコ・ミューラー)が5位、93号車が7位という成績を収めている。
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