レベリオン、エンジントラブルの原因特定?「再発はしないと自信」
レベリオンと、エンジンを供給するギブソンは、ル・マン24時間レースの予選で起きたエンジントラブルは再発しないと自信を持っている。
#3 Rebellion Racing Rebellion R-13: Nathanael Berthon, Gustavo Menezes, Thomas Laurent
Rainier Ehrhardt
レベリオン・レーシングと、チームにエンジンを供給しているギブソン・テクノロジーは、ル・マン24時間レースの予選で相次いで発生したエンジントラブルが再び起きることはないと自信を持っているようだ。
予選最終日に当たる13日(木)、レベリオンの1号車と3号車に搭載されたギブソンの自然吸気V8エンジンは、続けざまにトラブルに見舞われた。
しかしギブソンは”異常であり予想外”と説明したその問題を、克服したと考えているようだ。
ギブソンのオペレーションディレクターであるジョン・マンチェスターは「我々はそれに対処できたと考えているし、レースでその問題は起こらないと思う。また、パフォーマンスに影響を与えることもないだろう」とmotorsport.comに語った。
レベリオンのチームマネージャーを務めるバート・ヘイデンは「ギブソンの説明にストレスを感じていないし、非常に満足している」と話した。さらに、トラブルが起きたエンジンはマイレージを重ねていたものだったため、元々レースに向けて交換する予定だったと明かした。
ギブソンは出力が向上されたBスペックのエンジンを4月にアラゴンで行われたタイヤテストで試し、5月のスパ6時間でレース初投入した。ル・マンでの事前テストでもこのエンジンを使用していたようだ。
マンチェスターは、トラブルの詳細については明かさなかったものの、レベリオンの2台に発生した問題の原因が同じだったと考えている。
「エンジンを少しプッシュしていたことも事実だし、使われ方次第といった部分もある」
「エンジンをファクトリーに戻し、中を開けてみるまでは問題が何だったのか正確には分からないため、詳細は言えない」
また、レベリオンが使用するBスペックのエンジンが、バイコレスとドラゴンスピードが使用しているオリジナルバージョンより30bhpパワーアップしているのではないかという推定について、マンチェスターは”楽観的だ”と説明している。
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