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ブルーノ・セナ、8度目の挑戦でやっと届いたル・マン初表彰台「素晴らしい成果だ!」

ブルーノ・セナは、ル・マン24時間レースでレベリオンが2位を獲得したことについて、驚くべき成果だったと評し、初の表彰台獲得を喜んだ。

Second place #1 Rebellion Racing Rebellion R-13: Bruno Senna, Gustavo Menezes, Norman Nato

Second place #1 Rebellion Racing Rebellion R-13: Bruno Senna, Gustavo Menezes, Norman Nato

Rainier Ehrhardt

 レベリオン1号車のブルーノ・セナは、グスタボ・メネゼスやノーマン・ナトーと共にル・マン24時間レースを戦いきり、総合2位でフィニッシュ。今季限りでモータースポーツ活動を終了すると表明しているレベリオンにとって、最後のル・マンで最高の成績を残した。

 1号車は序盤から3番手を走行、首位を走行していたトヨタ7号車がトラブルに見舞われ後退したため、2番手に浮上した。

 夜が明けた後、フロントノーズ交換に時間がかかりガレージにマシンを入れたタイミングはあったものの、1号車は比較的トラブルフリーで24時間を戦いきった。レース中のベストラップという点では、1号車は3分19秒274をマーク。トヨタ勢を上回り最速だった。

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「間違いなく素晴らしい成果だ。チームはクルマをしっかり準備してくれて、本当に良い仕事をしてくれた」

 そうセナは語った。

「クルマはレースを通してとても良く走ってくれたし、小さな問題があってもそれほどロスしなかった。このようなレースはル・マンで表彰台を獲得するために必要なものだ。ガレージにいることが多いと、普通は表彰台には上がれないんだ」

 予選ハイパーポールでアタックを担当し、トヨタ勢の間に割って入ったメネゼスは、ペース的にはトヨタ勢に敵わなかったと言いつつ、自身2回目の総合表彰台獲得は特別だったと振り返った。

「チームは今日、信じられないような仕事をしてくれた」とメネゼスは語った。

「24時間レースで信頼性に問題がなかったのは初めてだ。もちろん、小さなドラマがあるのは当たり前だが、それが観ているファンにとってもエキサイティングな戦いになった」

「(チームメイトの)3号車とのバトルは楽しかったけど、最終的にはチームのみんなと一緒にここ(表彰台)に来れたことをとても嬉しく思う」

 今回が8度目のル・マン挑戦だったセナにとって、今回が初の表彰台獲得。これまでの最高成績は、2018年と2019年に記録した4位だった。

「僕は過去にもル・マンでは非常に競争力のあるレースをしてきたが、いつも運が悪かったために優勝も表彰台も手にできなかった」

「これまでずっと手が届かなかったけど、ついにル・マンで表彰台に上がることができた。これが最初の一歩なら良かったんだけど、ここ(レベリオン)ではそれが難しいから、次の一歩を踏み出すよ」

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