フォードGTの68号車、燃料タンク容量違反によりル・マン失格裁定に

68号車のフォードGTは、燃料タンク容量に関するレギュレーション違反を犯したとして、ル・マン24時間のレース結果から除外されることとなった。

フォードGTの68号車、燃料タンク容量違反によりル・マン失格裁定に

 先日行われた第87回ル・マン24時間レース。セバスチャン・ブルデー、ジョエイ・ハンド、ディルク・ミュラー組の68号車フォードGTは、LM-GTE Proクラスの4番手でフィニッシュした。その結果、フォードGTは同クラスの4〜7位を独占することになった。

 しかしレース後の車検により、違反が発覚。FIAとACO(フランス西部自動車協会)のテクニカルデレゲートからの報告によれば、「搭載燃料の総量が、許容限度を超えていたことが分かった」という。

 レギュレーションでは、フォードGTに許された燃料搭載量の上限は、97リットルと規定されていた。しかし68号車フォードGTは、97.83リットルが入るようになっていたという。

 ACO/FIAのリリースでは、次のように説明されている。

「チームは、アメリカの施設で、車検と同じ測定技術を使って、最大の搭載燃料量をチェックしたと説明した」

「マシンが出荷された後、BoP(バランス・オブ・パフォーマンス)が変更された。そしてチームは、燃料タンクに変更を加えた。しかし彼らのリソースを考えると、彼らは比較チェックをすることができなかった」

 そのためスチュワードは、「この種の技術違反に対する通常のペナルティを命じ、チームを当該イベントから除外する。スチュワードは賞品やトロフィーの没収を命じ、そして最終的なリザルトを調整し、後方のマシンの順位が引き上げられなければならない」と発表している。

 チームにはこの裁定に対して控訴することができる。

 なお、同じフォードGTを走らせ、LM-GTE Amクラスで優勝した85号車キーティング・モータースポーツも、燃料タンクの容量違反により失格になっている。

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