トヨタ8号車の中嶋一貴、悲願のル・マン制覇。”遂に勝てた”と安堵

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トヨタ8号車の中嶋一貴、悲願のル・マン制覇。”遂に勝てた”と安堵
執筆: Jack Cozens
2018/06/17 22:07

トヨタの悲願となるル・マン24時間レース制覇を達成した8号車の中嶋一貴は、”ついに勝てた”と安堵の表情を見せた。

#8 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Sébastien Buemi, Kazuki Nakajima, Fernando Alonso, pit stop
#8 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Sébastien Buemi, Kazuki Nakajima, Fernando Alonso
#7 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez
#8 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Kazuki Nakajima pit stop
Fernando Alonso, Toyota Gazoo Racing celebrates with the team
Fernando Alonso, Toyota Gazoo Racing celebrates with the team
#8 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Sébastien Buemi, Kazuki Nakajima, Fernando Alonso, #7 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez cross the finish line
Overall podium: winners Sébastien Buemi, Kazuki Nakajima, Fernando Alonso, Toyota Gazoo Racing
Fernando Alonso, Toyota Gazoo Racing celebrates with the team
Winners #8 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Sébastien Buemi, Kazuki Nakajima, Fernando Alonso cross the finish line
Overall podium: winners Sébastien Buemi, Kazuki Nakajima, Fernando Alonso, Toyota Gazoo Racing
Overall podium: winners Sébastien Buemi, Kazuki Nakajima, Fernando Alonso, Toyota Gazoo Racing

 第86回ル・マン24時間レースは、トヨタの#8 TS050 HYBRID(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソ)が総合優勝を果たした。フィニッシュを担当した中嶋一貴は、悲願達成に安堵の表情を見せた。

 2016年にはトップ走行中にパワーを失い、残り数分のところでル・マン総合優勝を逃した中嶋。その2年後、”ついに”伝統のレースを制し、安堵しているようだ。

「ついに勝てました。本当にその言葉に尽きます」と中嶋は語った。

「2014年と16年に僕たちは辛い経験をしていたので、チェッカーフラッグまで集中していました。そして、なんとか優勝を成し遂げることができました」

「7号車のメンバーも含めて、チーム全体で懸命に努力をしてきました。2台とも勝つのにふさわしいレースをしていたと思います。僕たちはお互いにプッシュしていましたし、それがチームにとっても良かったと思います」

「セブは素晴らしい仕事をしていましたし、夜のフェルナンドは本当にびっくりするような走りでした。ふたりと共にマシンをドライブできて、本当にハッピーです」

 ピットで中嶋の走りを見守っていたブエミは、終盤は時間の流れを遅く感じたようだ。

「言葉で言い表すことができない」とブエミは話した。

「2016年のラストラップを振り返ってみると、あの時もカズキがマシンに乗っていたし、多くの感情が頭をよぎった」

「フィニッシュラインをマシンが横切ったのを見たときは、信じられなかった。とてもタフだった。1分が1時間にも感じた。あんな経験をしたことはない。本当に長く感じた」

「最終ラップでさえ何かが起こると思い続けていた。彼がラインを超えるまで、優勝が信じられなかった」

 トヨタのチームディレクターであるロブ・ルーペンは、8号車だけではなくチームのドライバー6人全員を賞賛した。特に、中嶋やブエミとマシンをシェアしたアロンソについて、ル・マン初挑戦だったにもかかわらず、並外れた走りを見せたと話した。

 レース開始から10時間を経過したナイトセッションで、8号車はスローゾーンのスピード違反でペナルティを科せられ、7号車から一時は2分以上遅れをとった。しかしアロンソはここで素晴らしい走りを見せ、初の決勝夜間走行となる4スティントで、その差を縮める快走を見せていた。

 8号車と7号車、6人のドライバーが結果に及ぼした影響について尋ねると、ルーペンは次のようにmotorsport.comに語った。

「ドライバー6人全員がいなければ、達成できなかっただろう。フェルナンドがルーキーだということを考慮すると、彼は特に夜間は並外れた走りを見せた」

「セブ(ブエミ)とカズキも信頼できるドライバーであり、チーム全体が素晴らしかった。残念ながらアンソニー(デビッドソン/リザーブドライバー)はラインアップに含まれていなかったが、彼にも感謝しなければいけない。本当に素晴らしいチームだったんだ」

「それがこのスポーツを、とても美しいものにしてくれる。とてつもない才能を持った者がチームに加わり、チームに溶け込む。それは(チーム代表として)夢のようなことだ」

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