中嶋&小林が凱旋帰国! ル・マン制覇の喜びと苦労を語る

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中嶋&小林が凱旋帰国! ル・マン制覇の喜びと苦労を語る
執筆: 青山悦子
2018/06/21 10:43

今年のル・マン24時間をワンツーで初制覇したトヨタ。東京本社で優勝報告会が開かれ、中嶋一貴と小林可夢偉が登壇した。

小林可夢偉と中嶋一貴
小林可夢偉と中嶋一貴
中嶋一貴と小林可夢偉
中嶋一貴と小林可夢偉
#8 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Sébastien Buemi, Kazuki Nakajima, Fernando Alonso crosses he finish line with #7 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez at the checkered flag for the win
Toyota Racing mechanics on the pit wall
Winners #8 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050: Sébastien Buemi, Kazuki Nakajima, Fernando Alonso

 先日行われた2018年ル・マン24時間レースにて、悲願の初優勝を飾ったTOYOTA  GAZOO Racing。興奮冷めやらぬ中、トヨタ自動車の東京本社にて優勝報告会が開かれ、総合優勝を果たしたトヨタ8号車TS050 HYBRIDの中嶋一貴、2位となった7号車の小林可夢偉が登壇した。

 会見の冒頭で、ル・マンを制した心境についてコメントを求められた中嶋は「とにかくホッとしている」と語った。

「今の正直な気持ちですが、相変わらず抜け殻のように……ホッとしたという気持ちの方が大きいという状況です」

「ここまで僕自身がWEC(世界耐久選手権)、ル・マンに参戦するようになって7回目でしたけれど、たくさんのことがありました。悔しい気持ち、厳しい経験をしてきましたけど、やっとそれを勝利という形で乗り越えることができたので、本当にほっとしています」

 一方で小林は、「目標であったワンツーフィニッシュを達成できて、チームに感謝したいというのが一番の思いです」と述べ、プレッシャーから解放されたレース後に風邪をひいてしまったことを明かした。

「僕らにとってはプレッシャーが非常にあるレースで、終わった途端に僕は風邪をひきまして……現状風邪でございます」

「レースは非常に長くて厳しいものでした。(テレビで)見てると展開的には余裕じゃないかと思われるかもしれないですけど、走っている僕らにかかるプレッシャーというのは非常に大きかったです。その中でしっかりレースをするというのは、本当に楽しい反面、楽しんでいいのかなという瀬戸際を行ったり来たりしながら、24時間走ってきたなと思います」

 今シーズンはまだ2戦を終えたばかりということで、会見の最後には中嶋と小林が残りのレースへ向けた意気込みを語った。悲願のル・マン初優勝を果たした中嶋だが、次なる目標は”今シーズンのチャンピオンを獲ること”だと話した。

「これがゴールだとは思っていないですし、今の一番の目標はシーズンのチャンピオンを獲ることだというふうにやっています。また8月の(第3戦)シルバーストンから始まりますけれど、それに向けてしっかりと戦っていきたいと思います」

 また小林は、まだ7号車はセッティングを合わせ切れていないということを認めつつも、ひとつでも多くのレースで優勝を挙げたいとを述べた。

「今年は僕ら7号車はなかなか合ってないですけど、スーパーシーズンということでまだまだ長いシーズンになると思います」

「チームとさらに良い関係を築いて、自分たちに合うクルマをしっかり作って、残りのシーズンでひとつでも多く優勝できるように頑張って走りたいと思います」

 メディア向けの記者会見が終わるとトヨタ社内向けにも優勝報告会が行われ、中嶋と小林は大勢のトヨタ社員に囲まれ、笑顔を見せていた。

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シリーズ Le Mans , WEC
執筆者 青山悦子
記事タイプ 速報ニュース