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来年のル・マンはトヨタのハイパーカーで参戦か? WRCの伝説オジェの力量に、トヨタ首脳陣も不安なし

トヨタは来季のル・マン24時間レースで3台目のマシンをエントリーさせ、ラリー界のレジェンドであるセバスチャン・オジェを走らせることを目指しているが、オジェのペースに懸念はないようだ。

#1 Richard Mille Racing Team Oreca 07 - Gibson LMP2 of Lilou Wadoux, Sébastien Ogier, Charles Milesi

写真:: Marc Fleury

 WRC(世界ラリー選手権)で8度の王者に輝いたレジェンド、セバスチャン・オジェは、2022年のWEC(世界耐久選手権)ル・マン24時間レースにLMP2クラスから参戦した。ただ来年のル・マンに関しては、トヨタから最高峰ハイパーカークラスに挑戦することが計画されている。

 オジェは昨年の11月にバーレーンでのルーキーテストで初めてハイパーカーをドライブ。その後今年に入ってからも、1月にアラゴンで、2月にアルガルヴェでプライベートテストを実施しているが、トヨタのテクニカルディレクターであるパスカル・バセロンによると、そこで彼は好タイムを記録しているという。

「セバスチャンのパフォーマンスについては心配していない」とバセロンは言う。

「彼(のパフォーマンス)は想定の範囲内にあり、その想定の中でも速い部類に入っている」

 オジェは昨年のルーキーテストで84周を走行し、ベストタイムである1分50秒647はトヨタ勢全体のベストタイムから1.7秒落ちだった。今年に入ってからの2度のプライベートテストでオジェがどのようなタイムを刻んだかは明らかにされていないが、バセロン曰く、このプライベートテストで急速な進歩を果たしたという。

 当のオジェはル・マン24時間のレースウィークの中で、今回のLMP2参戦は来年トヨタでハイパーカーを走らせるために経験を積むことを目的にしていると認め、トヨタが来年のル・マンに3台目を走らせるかどうかの決定は差し迫っていると語っていた。

 トヨタが2017年以来となる3台体制を敷くかどうかという質問に対しては、テクニカルディレクターのバセロンとチームディレクターのロブ・ルーペンとで意見が異なっている。まずバセロンはこう語っていた。

「3台目について考えることは、毎年の定期的なプロセスである」

「つまり、我々はこのプロセスについて数週間か数ヵ月の内に結論を出すだろうが、今発表できるものはない」

 一方のルーペンはこう語る。

「現時点で、それは実現不可能なものだ。我々はそれについて真剣に検討していない」

 またルーペンは、2023年シーズンにオジェがWECにフル参戦する可能性についても否定している。

 ラリー界のレジェンドであるオジェに、トヨタはシートを用意するのか? 現時点では様々なコメントが聞こえてきており、推測は難しい状況だ。

 
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