【ル・マン24h】18時間経過|朝を迎えトヨタ8号車が首位。7号車には電気系トラブル&パンクが襲う
2022年のル・マン24時間レースはスタートから折り返しとなる18時間が経過。 TOYOTA GAZOO Racingの2台が1-2体制を維持。ただ、7号車にはトラブルも発生していた。
写真:: Rainier Ehrhardt
2022年のル・マン24時間レースは、日本時間6月12日17時にスタートから18時間が経過。現地は日の出を迎え、朝日が燦々とサーキットを照らす中、TOYOTA GAZOO RacingのGR010 HYBRIDがワンツー体制を維持している。
6時間半を前に行なったピット作業でトップに立ったトヨタ8号車に平川亮、2番手の7号車に小林可夢偉が乗り込んでからは、一時開いていた差が詰まり、13時間を過ぎると1秒程度にまで接近した。
その後、7号車は小林からマイク・コンウェイにドライバーチェンジ。スローゾーンの兼ね合いもあり、翌周ピットで平川からセバスチャン・ブエミに変わった8号車は2番手でコースに復帰した。
15時間半経過を前に7号車はホセ・マリア・ロペス、8号車はブレンドン・ハートレーにバトンタッチ。しかし、残り8時間10分というところでロペスの7号車にトラブル発生。ミュルザンヌを前にマシンパワーが落ち、コーナーの先で一度マシンをコース脇に止めた。
再び動き出した7号車は、ピットに戻り再起動を行ないコースに復帰。その後も7号車はコース上のデブリを踏んだか、スローパンクチャーによってルーティーンよりも早くピットイン。8号車との差は1周程度に開いてしまったが、7号車は709号車グリッケンハウスとは3周差で2番手をキープした。
708号車グリッケンハウスはトラブルにより全体6番手。序盤のトラブルにより後方から追い上げていた36号車アルピーヌは、ポルシェコーナーへの進入でLM-GTE Amのマシンに詰まりクラッシュを喫した。
これにより、LMP2クラス首位の38号車JOTAが全体でも4番手。 PREMA ORLEN TEAMがクラス2番手、28号車JOTAが3番手で追った。
LM-GTE Proクラストップは、51号車AF CORSEフェラーリ。92号車ポルシェGT TEAMのタイヤバーストにより長くトップに立っていた64号車コルベット・レーシングは、17時間50分というところでLMP2クラスの83号車AF CORSEにユノディエールで当てられウォールの餌食に。GTE最終年で有終の美を飾るコルベットのル・マンはここで終わった。
これにより51号車がクラス首位に浮上。クラス2番手が91号車ポルシェGT TEAM、3番手が52号車AF CORSEとなった。
LM-GTE Amクラスは、33号車TF SPORTと98号車ノースウェストAMRとアストンマーチンの2台が1-2体制。79号車ウェザーテック・レーシングがトップから45秒遅れで続いた。
木村武史がドライブする57号車ケッセル・レーシングのフェラーリはクラス14番手。なおD'station Racingの777号車アストンマーチン(星野敏/藤井誠暢/チャーリー・ファグ)はシャシーにダメージを負ったためリタイアとなっている。
チェッカーまで残り時間は6時間。ここまで生き残ったマシンが、ここから最後のバトルを展開する。
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