ジャッキー・チェン、チームのクラス優勝に「オスカーくらい嬉しい」
ジャッキー・チェンは、自身のチームがLMP2クラス優勝と総合2位を獲得したことに対し、「オスカー賞をもらった時と同じ」だと語った。
写真:: Eric Gilbert
2017年のル・マン24時間レースは、LMP1クラスのマシンにトラブルが相次ぎ、残り70分の段階で38号車ジャッキー・チェンDCレーシングが総合首位を走っていた。
最終的には、レース序盤で1時間の修復作業を行っていた2号車ポルシェ919ハイブリッドが追い上げ総合優勝を飾ったものの、ホー・ピン・タンやオリバー・ジャービス、トーマス・ローランがドライブを担当した38号車はLMP2クラス優勝と総合2位でのフィニッシュを達成。チームが走らせたもう1台のマシン、37号車もクラス3位、総合4位で24時間を走り終えている。
チームの共同オーナーであるジャッキー・チェンは、昨年11月ハリウッドで開催されたガバナーズ賞授賞式で、映画界に貢献したとして初のオスカー像を授与されているが、それと同じくらい今回のレース結果を喜んでいるようだ。
彼は上海でスタント関係の用事があったために、今年のル・マン24時間レースには訪れていない。しかしレース後、彼はチームにお祝いのメッセージを送った。
「なんてエキサイティングなんだ! 僕がオスカーをもらった時とまったく同じ感じだ。正直に言って、僕はそれをビデオで見たんだ。そこに居られなくて、本当に残念だ」
「どこにいたとしても、とにかく勝ったんだ! 僕たちはこれから継続していかなければならない。来年、そしてこれから何年も、一生懸命取り組んでいかなくてはいけないんだ」
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