フォーマル&エリクソン組とアブハザヴァ&オルドゥジェフ組がタイトル獲得|ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ワールドファイナル/PRO、PRO-AMクラスレース2
ミサノで行われたレース2では、複数のクラッシュによって有力候補たちが次々と脱落し、波乱の展開となった。その中で、WTR(ウェイン・テイラー・レーシング)のコンビが見事な追い上げを見せ、レワンドフスキ/シャンドルフ組を抑えて勝利を飾った。一方、PRO/AMクラスで健闘したレワンドフスキ/シャンドルフ組だったが、その努力も実らずタイトル獲得には届かず、栄冠はARTラインのコンビに渡った。
#101 Daniel Formal, RI Hampus Eriksson, Wayne Taylor Racing
写真:: Emanuele Clivati | AG Photo
ウェイン・テイラー・レーシングのハンプス・エリクソンとダニー・フォーマルがランボルギーニ・ワールドファイナルズのレース2で見事な逆転勝利を収め、スーパートロフェオPROクラスのタイトルを手中に収めた。総合11位でフィニッシュしたショータ・アブハザヴァとエゴール・オルドゥジェフのコンビは、PRO/AMタイトルを獲得。
一方で、アンジェイ・レワンドフスキとフレデリック・シャンドルフ組はチェッカーフラッグで勝利を挙げたものの、やや複雑な思いを抱く結果となった。
レース序盤、彼らは好スタートを切り、最初のコーナーで首位を維持した。しかし中団では接触が発生し、チャンピオン候補筆頭だったヨセフ・クノップがスピン。そこにグラハム・ドイルが避けきれず衝突し、クノップは無念のリタイアとなった。
VSRのクノップが脱落し、コース上にはウラカンの破片が散乱。これを受けてレースディレクションはセーフティカーを出動させた。3周目にセーフティカーが退くと、シャンドルフはすぐさまペースを上げ、ブレンドン・リーチとの差を広げにかかった。
その後方では、他の優勝候補たちにも不運が襲う。アンソニー・プレトリウスがアダム・プテラに接触してスピンさせ、リーパート・モータースポーツのプレトリウスには10秒のペナルティが科された。ところがその直後、今度は彼自身が他車に追突されスピン。まるで“因果応報”のような展開となった。
一方、デ・ラ・トーレ/バンバー組(TR3)は大きく後方に沈む中、エリクソンは着実に順位を上げ、マシンを3番手でフォーマルに託した。IMSA-GTDのスターであるフォーマルはそこから猛追を開始し、チェコット/ファン組を抜いて2番手に浮上。さらに残り10分の時点でレワンドフスキとの12秒差を詰め切り、ついにオート・スポーツ・レーシングのマシンをオーバーテイク。その後もペースを緩めることなく、フィニッシュまでに6.6秒の差を築いてチェッカーを受け、エリクソンと共にPROクラスのタイトルを祝った。
レワンドフスキとシャンドルフは、総合2位とPRO/AMクラス優勝という形で一定の成果を収めたものの、タイトルはアブハザヴァ/オルドゥジェフ組に渡った。彼らは第1レースで勝利しており、第2レースでは冷静に前方の状況を見守る戦略を取っていた。カテゴリー表彰台には、総合12位に入ったキングスフォード/ファン・デル・ドリフト組も立った。
チェッカーフラッグを受けた上位10台のうち、他はすべてPROクラスのマシンだった。ベネデット・ストリニャーノ(レクサル・ヴィロルバ・コルセ)が総合3位、続いてコリン・クイーン(アンザ・モータースポーツ)、ニック・パーシング(ウェイン・テイラー・レーシング)が4位・5位に入った。
6位にはボンデュエル/フォンタナ組(BDRコンペティション)、フラボーニ/ペドリーニ組(ターゲット・レーシング)、デ・ラ・トーレ/バンバー組(TR3)が続いた。さらに、ヤコブ・リーゲル(リーパート・モータースポーツ)とファン/チェコット組が続いた。
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