バンバー&デ・ラ・トールがPRO/PRO-AMクラスのレース1を制覇|ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ワールドファイナル
プテラはチェッカーフラッグで歓喜するも、最終ラップでエリクソンを押し出したためペナルティを受け、勝利を逃した。ファン・デル・ドリフトがプロアマ部門の栄冠を手にした。
#129 Elias De La Torre, Will Bamber, TR3 Racing
写真:: Emanuele Clivati | AG Photo
ランボルギーニ・ワールドファイナルのPRO/PRO-AMクラス第1レースは、白熱した三つ巴のバトルが展開され、最終ラップでの接触によってチェッカーフラッグ後に順位が覆されるという劇的な結末を迎えた。
ポールポジションからスタートしたダニー・フォーマル(ウェイン・テイラー・レーシング)は完璧なスタートを切り、すぐにウィル・バンバー(TR3レーシング)とポール・ルヴェ(VSR)に対して差を広げた。
コスタリカ出身のウェイン・テイラー・レーシングのフォーマルは、序盤から後続との差を広げるべくペースを上げ、ピットストップ時にはトップを守るのに十分なマージンを確保していた。
レース前半では、フォーマルとバンバーによる激しい一騎打ちが展開され、両者はファステストラップを記録を更新し合う。TR3レーシングのバンバーは徐々にフォーマルとの差を詰め、後続はこれについていけなかった。
総合9番手を走行していたルカ・セグ(HC by DLレーシング)は、PRO-AMクラスの首位を堅守していた。一方、同クラス2位のミロシュ・パブロヴィッチは、レース前半7周の間にトラックリミット違反を繰り返したとして5秒のペナルティを受けた。
ピットウインドウが開くと、バンバーはフォーマルとの差を1.2秒まで縮めてピットイン。ルヴェはトップから10秒以上離れており、その後方には2秒差でジェラーチが続いた。
ピット作業が一巡した後、ウィル・バンバーのチームメイトであるエリアス・デ・ラ・トーレがトップでコースに復帰。しかしそのすぐ後ろにはフォーマルのチームメイト、ハンプス・エリクソンが迫っていた。2人は首位を争うスリリングなバトルを展開。アメリカ人ドライバーのデ・ラ・トーレは防御に優れており、スピードで勝るエリクソンを数周にわたって抑え込んだ。
22周目、エリクソンはデ・ラ・トーレのオーバーテイクを試みたが、TR3レーシングのデ・ラ・トーレは巧みにラインをクロスさせ、ポジションを死守。その直後、シュン・リウ・カイのマシンが接触によりコース上に止まったため、セーフティカーが導入された。
25周目にレースが再開されると、デ・ラ・トーレは再びトップを守りながらも、背後からエリクソンの猛攻を受け続けた。
そして迎えた最終ラップ、デ・ラ・トーレ、エリクソン、アダム・プテラの三者による首位争いが勃発。エリクソンがデ・ラ・トーレを抜き去り、その隙を突いてプテラも仕掛けたが、エリクソンのリヤに追突してしまい、自身のウラカンを損傷させてしまった。
プテラはエリクソンとの接触後も先頭に立ち続け、デ・ラ・トーレの攻撃を抑えてチェッカーフラッグを受けた。エリクソンは接触の影響でマシンをコントロールできず、最終的に7位まで後退した。
PROクラスではヨセフ・クノップが3位表彰台を獲得。PRO-AMクラスではクリス・ファン・デル・ドリフト(VSR)が優勝し、2位にはジョルジ・ディミトロフ、3位にはディミトリ・アンジャルベールが続いた。
しかし、PRO/PRO-AMワールドファイナルズ第1レース終了後、レースディレクションはプテラの動きを調査。その結果、彼に5秒のタイムペナルティが科され、順位は2位に降格。これにより、エリアス・デ・ラ・トーレとウィル・バンバーのコンビがレース1の勝者として正式に認定された。
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