【鈴鹿8耐】予選から2分6秒台連発! ヤマハ・ファクトリー圧巻の速さ

鈴鹿8耐の公式予選が行われ、#21YAMAHA FACTORY RACING TEAMは3人平均で2'07''116を記録し、首位でトップ10トライアルに駒を進めた。

 鈴鹿サーキットで行われている2017“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第40回記念大会の公式予選が行われ、#21YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/アレックス・ローズ/マイケル・ファン・デル・マーク)がトップでトップ10トライアル進出を果たした。

 朝から小雨がパラつくコンディションとなったが、予選開始時にはドライコンディションになった。

 今年は3人のライダーの平均タイムでグリッドが決められる予選。特に午前中は曇り空で気温・路面温度ともに低く、タイムが出やすい1回目のセッションから激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。

 まずライダー・ブルー(旧第1ライダー)予選では、#21YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行が2分06秒779を叩き出し暫定トップに浮上。ライバルに1秒以上の差をつける走りを見せた。

 これに肉薄したのが#634MuSASi RT HARC PRO.Hondaの高橋巧。2分06秒610をマークするが、コントロールラインを通過する直前に、別の箇所でクラッシュが発生し、赤旗が提示された。せっかくの好タイムだったが、高橋のタイムは無効となった。高橋は再開後に再びコースインしタイムアタックを行うが2分07秒524の自己ベストに留まった。

 中須賀の好タイムで勢いがついた#21YAMAHA FACTORY RACING TEAMは、続くライダーイエローのアレックス・ローズが2分06秒405をマークし、この日の最速を記録。一方、同じ組で走った#634MuSASi RT HARC PRO.Hondaのジャック・ミラーは、ここでもタイムアタック中に赤旗中断となり無念のピットイン。さすがにミラーもフラストレーションを溜めているようだった。

 #21YAMAHA FACTORY RACING TEAMはライダーレッドのマイケル・ファン・デル・マークが2分08秒164を記録し、3人平均タイムで2分07秒116。午前中のセッションから早くも頭一つ抜け出た。

 一方の#634MuSASi RT HARC PRO.Hondaは総合での平均タイムで4番手と出遅れる形となり、昨日とは打って変わって明暗を分かれる予選1回目に。また転倒やクラッシュが続出し、合計で5回も赤旗が出る波乱の展開となった。

 午後になると太陽が顔を出し、気温・路面温度ともに一気に上昇。午前中までは路面温度30度と鈴鹿8耐にしては低すぎるコンディションだったが、予選2回目の時には最高で50度を超えるところまでいった。

 2回目のセッションで光る走りを見せたのが、#634MuSASi RT HARC PRO.Honda。ジャック・ミラーが自己ベストタイムを更新する2分07秒586を記録すると、ライダーレッドの中上貴晶も2分07秒中盤を安定して記録する走りを披露。最終的な平均タイムも午前中から0.2秒更新し、2分07秒538となった。総合2番手の#12ヨシムラ スズキMOTULレーシング(津田拓也/シルバン・ギュントーリ/ジョシュ・ブルックス)に0.015秒届かなかったものの、総合3番手でトップ10トライアル進出を決めた。

 4番手には#11カワサキTeamGREEN(渡部一馬/レオン・ハスラム/アズラン・シャー・ビン・カマルザマン)が入り、4メーカーの主要チームが上位を分け合う結果となった。

 また9年ぶりに鈴鹿8耐に帰ってきた#19モリワキMOTULレーシングは、高橋裕紀が2分07秒837、清成龍一が2分08秒891をマーク。ダン・リンフォートを含めた平均タイムは2分08秒797となり、8番手でトップ10トライアル進出を果たした。

取材・執筆/吉田知弘

TOP10トライアル進出チーム(暫定)
1. #21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/アレックス・ローズ/マイケル・ファン・デル・マーク)2'07''116
2. #12 ヨシムラ スズキMOTULレーシング(津田拓也/シルバン・ギュントーリ/ジョシュ・ブルックス)2'07''523
3. #634 MuSASHi RT HARC PRO.Honda(高橋巧/ジャック・ミラー/中上貴晶)2'07''538
4. #11 カワサキTeamGREEN(渡部一馬/レオン・ハスラム/アズラン・シャー・ビン・カマルザマン)2'07''867
5. #5 F.C.C.TSRホンダ(ドミニク・エガーター/ランディ・ドゥ・プニエ/ジョシュ・フック)2'07''919
6. #7 YART YAMAHA Offical EWC Team(ブロック・パークス/野左根航汰/マーヴィン・フリッツ)2'08''176
7. #71 Team KAGAYAMA(加賀山就臣/ハフィス・シャーリン/浦本修充)2'08''553
8. #19モリワキMOTULレーシング(高橋裕紀/清成龍一/ダン・リンフォート)2'07''796
9. #25Honda鈴鹿レーシングチーム(日浦大治朗/亀井雄大/安田毅史)2'08''984
10. #22 Satu HATI.Honda Team Asia(ディマス・エッキー・プラタナ/ザクワン・ザイディ/ラタポン・ウィライロー)2'09''295

【関連ニュース】

今年の8耐はいつもと違う? ライダー腕章、予選がFIM方式に

鈴鹿8耐40回記念大会が開幕! 初日はヤマハとホンダが僅差の争い

ステファン・ブラドル、内耳感染症で無念の8耐欠場決定

ジャック・ミラー、”憧れの8耐”に参戦。優勝を狙うと宣言

カル・クラッチロー鈴鹿8耐参戦辞退「いつかはやりたいが…」

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ FIM Endurance
イベント名 鈴鹿8時間耐久ロードレース
サブイベント 金曜日
サーキット 鈴鹿サーキット
記事タイプ 速報ニュース