【鈴鹿8耐】決勝レポート:鉄壁のレースコントロール。YAMAHA FACTORYに隙なし

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【鈴鹿8耐】決勝レポート:鉄壁のレースコントロール。YAMAHA FACTORYに隙なし
2016/07/31 14:10

まったく危なげのないレース運びで、YAMAHA FACTORY RACING TEAMが2016年鈴鹿8時間耐久ロードレースの優勝を飾った。

スタートシーン
Team KAGAYAMA
YAMAHA FACTORY RACING TEAM
YAMAHA FACTORY RACING TEAMのピット作業
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
渡辺一樹(Team GREEN)
夕暮れの130Rを行くYAMAHA FACTORY RACING TEAM
YAMAHA FACTORY RACING TEAM

 まったく危なげのないレース運びで、YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/ポル・エスパルガロ/アレックス・ロウズ)が2016年鈴鹿8時間耐久ロードレースの優勝を飾った。

 木曜の特別走行から終始一貫して抜きん出た速さを発揮してきた彼らは、8時間におよぶ長丁場の決勝レースでも安定した強さを見せつけた。スタートライダーを務めたエースの中須賀克行は、序盤にトップを走行したTeam KAGAYAMAの清成龍一をピタリとマーク。機を見て清成をオーバテイクし、ロウズに交代。ロウズとエスパルガロも、誰にも一度も前を譲ることなく、3人は鉄壁のレースコントロールで最後まで走りきった。

 彼らの優勝は2015年から2年連続で、ヤマハは通算6回目(1987、1988、1990、1996、2015)の8耐制覇。しかも今回は、現行のコースレイアウトでは新記録となる218周の最多周回数も樹立した。

 表彰台の頂点に立ったエースライダーの中須賀克行は「去年のレースで優勝してから、またここに立ちたいと思っていた。チームスタッフとライダーがそれぞれの仕事をしっかりとこなしてきたことが、この結果につながった。勝てて本当にうれしい」と全身で喜びを表した。

 チーム監督の吉川和多留は「ディフェンディングチャンピオンとして挑む今年はプレッシャーもあったが、最速のライダー3人と、一年かけてしっかりつくりこんだマシン、そしてピットワーク作業で全員がすべての力を出し切って勝利を収めることができた。あと3〜4年は連覇させてもらうつもりなので、これからも応援をよろしくお願いします」と、今後に対する自信も見せた。

 2位は、3番グリッドスタートのTeam GREEN(柳川明/渡辺一樹/レオン・ハスラム)。2009年以来、カワサキに7年ぶりの表彰台をもたらした。3位には2013年(2位)と2014年(2位)にも表彰台を獲得したYOSHIMURA SUZUKI Shell ADVANCE(津田拓也/芳賀紀行/ジョシュ・ブルックス)が入った。

 来年は40回の記念大会。しかも、2017年世界耐久選手権シリーズの最終戦に設定されている。中須賀や吉川監督が自信をみなぎらせたとおりに、彼が3連覇を達成するのか。それとも、スズキやカワサキが表彰台頂点を奪取するのか。それとも、2年連続のリタイアに泣いたMuSASHi RT HARC-PRO等のホンダ勢がリベンジを果たすのか。レースが終わった翌日から、2017年の8耐に向けた戦いが始まっている。

 取材・文:西村章

■鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝結果(トップ10)
1. 21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 218Laps
2. 87 Team GREEN +2'17''883
3. 12 YOSHIMURA SUZUKI Shell ADVANCE +1Lap
4. 7 YART YAMAHA - OFFICIAL EWC TEAM +4Laps
5. 32 Moto Map SUPPLY +4Laps
6. 17 Team KAGAYAMA +5Laps
7. 01 EVA RT TEST TYPE-01 TRICK STAR +5Laps
8. 22 SatuHATI. Honda Team Asia +6Laps
9. 18 Mistresa with ATS +6Laps
10. 090 au&Teluru・KoharaRT +6Laps

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この記事について

シリーズ FIM Endurance
イベント 鈴鹿8時間耐久ロードレース
サブイベント 決勝レース
ロケーション 鈴鹿サーキット
ドライバー 中須賀 克行 , ポル エスパルガロ
記事タイプ レースレポート