2人で8時間を走り抜いたファン・デル・マークとローズ「タフなレースだった」

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2人で8時間を走り抜いたファン・デル・マークとローズ「タフなレースだった」
執筆: 吉田知弘
2018/07/31 7:50

2018鈴鹿8耐で優勝を飾った#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMのマイケル・ファン・デル・マークは、自身が参戦した鈴鹿8耐の中で、一番大変なレースだったと語った。

 鈴鹿サーキットで行われた2018“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース。#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMのマイケル・ファン・デル・マークとアレックス・ローズが決勝レースを振り返り、2人揃って“タフなレースだった”と語った。

 エースである中須賀克行が土曜日のフリー走行で転倒し負傷。決勝レース出走を断念せざるを得なくなり、ファン・デル・マークとローズの2人で8時間を走り抜くことになった。

 自身としては4回目の優勝となったファン・デル・マークだが、これまで彼が経験した中で一番大変な鈴鹿8耐決勝だったという。

「中須賀選手が出られないと聞いて、最初は『困った…』という感じだった。中須賀選手が出なくなったことで僕がスタートライダーを務めることにもなったから、レース前は緊張した」

「今年の鈴鹿8耐は、僕が経験してきた中で一番きつかった。最初は1.5スティント分を僕が走ることになって、すごく長く感じたし、後半のスティントでもセーフティカーが入って、いきなり雨が降ったり、急に路面が乾いたり、とにかく大変だった。でも、最後は後続との差をうまく広げることができた」

 一方、チェッカーライダーを務めたローズも、今回の決勝はストレスが多いものだったと語った。

「(中須賀選手が決勝を走れないと聞いた時は)正直、残念だったけど、決まった以上はやるしかないから、とにかく目の前のことに集中して臨んだ」

「今回のレースは非常にストレスが多いものだった。セーフティカーもたくさん出たし、難しい天候の中での走らなければいけなかった。しかも、それがマイケルのスティントの時に起きたけど、難しい状況の中でミスなく走りきってくれて、彼にはとても感謝している」

 例年になく、想定外の事態が連続した#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMだが、2人とも万全の準備を施してくれていたチームと、バイクの開発にも携わっていた中須賀に感謝していた。

「色々な状況の中でも、チームは最初に組んだレースプランのままで行こうと決めてくれて、僕たちも安心してそれに従うだけでよかった。こうして勝つことができたのは、とにかく嬉しいし、この2人(中須賀とローズ)がいてくれたから今年も勝つことができた。彼らには本当に感謝している。来年もできれば鈴鹿8耐に参戦したい」(ファン・デル・マーク)

「中須賀選手は走ることができなかったけど、彼のおかげで、強力なパフォーマンスをもったバイクで戦うことができた。レース中に相手をパスしやすいバイクだったので、これだけ素晴らしいバイクを用意してくれたヤマハにも感謝している。僕にとっては鈴鹿8耐は3連勝となる。こうして、また勝てたことが嬉しいし、来年も機会があれば是非鈴鹿に戻ってきたい」(ローズ)

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この記事について

シリーズ FIM Endurance
イベント 鈴鹿8時間耐久ロードレース
サブイベント 日曜 決勝レース
執筆者 吉田知弘
記事タイプ 速報ニュース