ザルコ起用のホンダ圧倒。鈴鹿8耐を4連覇&高橋巧7勝目達成! 復活ヤマハは2位&スズキ苦闘の完走
第46回鈴鹿8時間耐久ロードレースが終了。2025年の8耐を制したのは、高橋巧とヨハン・ザルコ組によるホンダワークスチームのHonda HRCだった。
Takumi Takahashi,Honda HRC
写真:: Honda Racing
鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝レースが終了。長丁場のレースを制したのは、30号車Honda HRC(高橋巧/ヨハン・ザルコ)。ホンダとしては、鈴鹿8耐で4連覇となった。
レースはホンダワークスチームがスタート直後こそ先頭を奪われるシーンがあったが、それを抜き返して以降はホンダが一度も先頭を譲らず、ヤマハワークスが徐々に離されていくという構図だった。
そんな戦いに大きな動きがあったのは6時間が経過した頃だった。55号車NATIONAL MOTOS HONDA FMAのクラッシュをきっかけにセーフティカー(SC)が出動し、先頭のホンダと2番手ヤマハの差が一気に縮まった。
しかしSC解除後、30号車の高橋はバックマーカーを上手くパスしていく一方、21号車の中須賀克行は前に詰まる場面などもあり、SC解除時点では2.5秒だったギャップは、再び拡大していった。
30号車ホンダの高橋はその後2分6秒670のベストラップもマークしつつ加速。21号車YAMAHA RACING TEAMが6時間半を前にピットインしたあとは、1分10秒ほどのギャップだった。
そして残り時間が45分というところで、レースには再び波乱が巻き起こった。ターン1で411号車Team Matsunaga KDC&YSP Nagoya kitaがクラッシュし、このレース2度目のSC出動となったのだ。
30号車ホンダの高橋はこのタイミングでピットイン。最終スティントを担当するザルコにバイクを託した。
レース残り37分でSCは解除。この時点では21号車ヤマハが先頭だったが、もう1度ピットインが必要な状況で、後ろに続く30号車ホンダが有利な状況と言えた。
21号車ヤマハは残り34分でピットインし、ホンダが首位に浮上。21号車ヤマハの最終スティントはジャック・ミラーが担当となった。ただトップのホンダとの間は、38秒差……この差を最後の40分で埋めるのはさすがに厳しいモノがあった。
そして日が沈み、グランドスタンドがペンライトの光に包まれて行く中、ザルコは最後まで安定したラップタイムで走り、8時間が終了。計217周を記録し、ホンダに鈴鹿8耐の4連覇を持ち帰った。なおこれで高橋巧は鈴鹿8耐で7勝目をマーク。前人未到の記録を更新した。
2位は21号車ヤマハ。会社の創業とレース活動70周年を勝利で飾ることはできなかったが、6年ぶり参戦で2位という好結果を達成した。
3位はグレッグ・ブラック/ダン・リンフット/渥美心の1号車YOSHIMURA SERT MOTUL。終盤まで73号車SDG Team HARC-PRO. Hondaと競い合い見せ場を作った。
エクスペリメンタルクラスからの参戦となったスズキ(チームスズキCNチャレンジ)は、レース中盤に転倒がありマシンが大きく破損。しかし急ピッチで修復してレースに復帰すると、最終的に33位で完走を果たした。
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