長島哲太、8耐ポール獲得に喜び。期待された2分3秒台は意識せず「3秒台はクレイジー」
2022年の鈴鹿8時間耐久ロードレースで長島哲太はトップ10予選で唯一の2分4秒台を記録し、#33 Team HRCにポールポジションをもたらした。彼はポールポジション獲得が素直に嬉しいと語った。
#33 Team HRC ,Takumi Takahashi,Ngashima Testuta,Iker Lecuona
Jun Goto
第43回鈴鹿8時間耐久ロードレースのトップ10予選が行なわれ、#33 Team HRC(長島哲太/高橋巧/イケル・レクオナ)がポールポジションを獲得。最速タイムをマークしチームに貢献した長島哲太は、初ポールポジションに喜びのコメントを寄せた。
今回の8耐では当初予定されていたトップ10トライアルが天候面で問題があり中止。トップ10予選は40分間の計時形式で行なわれることになった。
長島はトップ10予選ではHRCのアタック一番槍。ウォームアップを入れてわずか2周の走行だったが、予選で唯一の2分4秒台に入れるタイムをマークし、HRCにポールポジションをもたらした。
トップ10予選後、トップ3会見に臨んだ長島は8耐で初のポールポジション獲得には「素直に嬉しいですね」とコメント。決勝レースに向けても大きな一歩だと感じている様子だった。
「トップ10トライアルが無くなったことは寂しさもありましたし、(トップ10トライアルを)やりたかったです」
「でもポールポジションからスタートできるのは、とても大きいと思うので、そこにはとても満足しています」
なお長島はテストからフリー走行、予選まで非常に好調な走りが続いており、一部からは2分3秒台のタイムも狙っているのではないか、とも囁かれていた。
トップ10予選では実際に2分3秒台のタイムを狙っていたのかと尋ねられることになった長島だが、本人としては2分3秒台というタイムはまず無理だと考えていたという。
「もちろん、巧選手が全日本で3秒台を出しているので、そのデータも見ています。それをベースに走りだとかバイク作りの参考にもしてはいるんですが、3秒台は全く入る気がしないです。3秒台はまあ、”クレイジー”ですね」
なお名指しで”クレイジー”と呼ばれた高橋だが、彼は今回が8耐で初のポールポジションスタートということになる。経験が豊富なだけに、長島はその事実に驚きを隠していなかった。
もうひとりのチームメイトであるレクオナは、長島の走りを称賛しており、強いチームになっていると語った。
「僕もラップタイムはだんだん良くなってきている。明日は良い天気の中で8時間走りたいと思う」と、レクオナは言う。
「2〜3日前までは天気もきつかったけど、明日はいい天気のもとで素晴らしいレースをして、優勝したい」
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