鈴鹿8耐、新型コロナ3密回避のため“全チケット”を払い戻し。新配置で再販売へ
鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドは、10月30日〜11月1日にかけて開催予定の“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会の販売済みチケットの払い戻しを行なうと発表した。
suzuka8h Lighting
Mobility Land
鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドは、10月30日〜11月1日にかけて開催予定の“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会の販売済みチケットの払い戻しを行ない、対策を施した新しい座席配置で再度チケットを販売すると発表した。
夏の風物詩として親しまれている鈴鹿8耐。しかし今年は新型コロナウイルスの影響によって延期が決定され、10月末の秋開催となっていた。
そして7月9日、モビリティランドは延期されたスケジュールでも代替利用が可能とされていた4月30日までに販売済み全チケットを使用不可とした上で払い戻しを行ない、改めてチケットの販売を実施すると発表した。
モビリティランドは今回の決定について「イベントにおける感染防止対策」を講じるとともに、“3つの密”が発生しない席の配置・管理を行なうためだと説明している。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、現在は3密(密閉、密集、密接)を防ぐことが広く呼びかけられている。サーキットでのレース観戦は密閉空間ではないものの、多数の観客が密集および密接することになるため、その点の対策は必須と言えるだろう。
新たに販売されるチケットは指定席観戦券(V1、V2、B1、B2、Q1、Q2)、およびエリア指定観戦券(A、C、E、R、S)の2種類が設定される。指定席券は3密回避のため前後左右を空けての販売となる。また自由席単体の販売は行なわれない。
加えて感染防止対策の観点からパドックパスとピットウォーク券は販売されないことも明かされた。
その他のチケットに関する変更としては、当初予定されていた指定席券のプラスチックパスが中止されることになり、全て紙製のチケットとなる。
また16〜22歳を対象に事前申し込みの上、無料で鈴鹿8耐に参加できる“ヤング割0円キャンペーン”は、入場エリアを「C指定エリア」「E指定エリア」に変更した上で継続された。
なお7月9日時点で対象チケットの払い戻しをしていない人を対象に、新たなチケットの優先販売を実施することが合わせて発表されている。
鈴鹿8耐で予定されていた様々なイベントに関しても変更があり、「8フェス」「BASE8耐」「前夜祭(ナイトピットウォーク含む)」「決勝レース後のホームストレート開放」の中止が決定した。
今後のチケット払い戻し及び販売スケジュールは以下の通り。詳しい払い戻し方法などは、鈴鹿サーキットの公式WEBサイト(https://www.suzukacircuit.jp/8tai/)で確認が可能だ。
8月15日(土)必着 全チケット払い戻し終了
8月17日(月)~8月23日(日) 購入者優先販売
対象者:4月30日までにシーズンシート(VIPスイート・プレミアム、ホスピタリティラウンジ、パノラマルーム、V2席を購入者が対象
8月26日(水)~9月4日(金) 購入者優先販売
※優先購入可能なチケットは4月30日までに購入された商品と同一商品に限る
対象者:VIPスイート・プレミアム、ホスピタリティラウンジ/ファミリーラウンジ、ホスピタリティテラス“Special”、ホスピタリティテラス、パノラマルーム、パノラマテラス、GRAN VIEW、R-BOX、V1・V2指定席、メーカー応援席、指定駐車券(二輪・四輪)
9月13日(日)10:00~ チケット再販売開始
※優先販売で完売となった券種は販売なし
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