ホンダ、鈴鹿8耐の参戦体制を発表。ワークスチーム『長島哲太、レクオナ、高橋巧』で挑む
ホンダは8月に行なわれる鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制を発表。ワークスチームには元MotoGPライダーのイケル・レクオナ、Moto2ウィナーの長島哲太、BSB参戦中の高橋巧が起用される。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ホンダは6月20日に2022年の鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制を発表。ワークスチームには世界で活躍するライダーを招聘した。
8月7日に決勝が行なわれる“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会。今回ホンダはワークスチームの「Team HRC」のライダーとして、イケル・レクオナ、高橋巧、長島哲太を起用すると発表した。
レクオナは2021年までMotoGPに参戦し、今年はスーパーバイク世界選手権(WSBK)にホンダワークスチームから参戦中のライダー。今シーズンは表彰台も獲得している。
高橋巧は現在BSB(イギリススーパーバイク)に参戦中で、過去に鈴鹿8耐を3度制した経験の持ち主だ。そして2020年にMoto2で優勝し、現在はHRCでテストライダーを務めている長島哲太がそこに加わる形と強力な布陣となっている。
FIM EWCに参戦中のF.C.C. TSR Honda Franceは、レギュラーライダーのジョシュ・フック、ジーノ・リア、マイク・ディ・メリオの3名体制で挑む。
2022年の鈴鹿8耐にはカワサキがワークス体勢で参戦。前回開催の2019年に続く連覇を狙っており、WSBK王者のジョナサン・レイを擁する強力なメンバーで臨む。
鈴鹿8耐は新型コロナウイルスの影響で、今年は2019年以来3年ぶりの開催。久々の鈴鹿8耐で、ホンダやカワサキがどういった戦いを見せるのか、注目だ。
■長島 哲太
「Team HRCから鈴鹿8耐に参戦する事になりました。チームメイトの高橋巧選手は過去優勝経験が豊富な素晴らしい選手であり、イケル・レクオナ選手は、今年からSBKで活躍しているスピードをもった選手です。HRCワークスチームから鈴鹿8耐に参戦するのは初めてとなりますが、ライダー3人で力を合わせてCBR1000RR-R FIREBLADE SPのポテンシャルを最大限に発揮し優勝を目指して頑張ります。Hondaファンならびに8耐ファンの皆様、応援よろしくお願いします」
■高橋 巧
「3年振りの鈴鹿8耐に、Team HRCのライダーとして今回も参戦します。最高のチームスタッフ、ライダーと一緒に、今年こそはTeam HRCで優勝するためにベストを尽くします。BSBに参戦中のため事前テストの機会は少ないのですが、長島選手が最高のマシンに仕上げてくれています。また、SBKからはイケル・レクオナ選手が参加してくれます。3人で表彰台の頂点に立てるように頑張ります。ぜひ鈴鹿サーキットに来て応援をお願いします」
■イケル・レクオナ
「Team HRCとともに鈴鹿8耐で戦えて嬉しいです。自分にとっては初めての耐久レースです。鈴鹿8耐は、ライダーにとって、気温も湿度も高く、オーバーテイクも難しく、フィジカル的にタフなレースだとは分かっています。しかし、鈴鹿サーキットは非常に好きです。鈴鹿でレースをするのが待ちきれません。チーム、スタッフと共にベストを尽くし、表彰台の一番上を目指します。鈴鹿で会いましょう」
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