5連覇ホンダHRCの高橋巧「中須賀さんに勝ち逃げされなくてよかった」僚友ジョナサン・レイの走りも絶賛|鈴鹿8耐
鈴鹿8時間耐久ロードレースで5連覇を達成したHonda HRCのライダーたちが喜びを語った。
写真:: T.Yamaguchi
7月5日に決勝レースが行なわれた第47回鈴鹿8時間耐久ロードレースは、Honda HRCが勝利。5連覇を達成したホンダの高橋巧、ジョナサン・レイ、ソムキアット・チャントラが喜びを語った。
トップ10トライアルは雨天により開催されなかったものの、予選ではアベレージの高さを発揮したホンダがポールポジションを獲得。レースには絶好のポジションから臨んだ。
5日11時半にスタートした決勝でホンダHRCは序盤こそオートレース宇部に先頭を奪われたものの、先頭を奪い返して以降はほぼ首位を譲らなかった。
梅雨の時期のレースということもあり、決勝は雨が強まったレース終盤、残り34分の時点でセーフティカーが出動。終盤はヤマハファクトリーチームが追い上げていたものの、ホンダはSCランで逃げ切ってトップチェッカーを受け、5連覇を果たした。
最後のスティントを担当した高橋は、記者会見では開口一番に「今年、中須賀(克行/ヤマハファクトリーチーム)さんが引退を発表していたので、勝ち逃げされなくてよかったです」とコメントし、ひとつの目標を達成できたと話した。
そして高橋は、決勝レースではチャントラが出走しなかったことについて「このコンディションで走れなかったことは残念だと思います。でも結果的にひとつのチームとして一緒にいてくれたことで、自分たちが力を発揮できたと思います」と続け、さらに高橋はレイの走りについても称賛した。
「何度もチャンピオンとなっているジョナサンは僕よりも全然ウエットで速かったですし、安定して走ってくれたからこその結果がついてきたと思っています」
「チームが毎回のピットインでしてくれる仕事や、ミスのないバイク作りのおかげでこの結果があると思います。5連覇することができてよかったです」
なお高橋は今回の勝利で、自身の持つ鈴鹿8耐最多勝利記録を「8勝」に更新した。今後さらに記録を伸ばすことも期待されるが、その点については次のように語った。
「今年も勝てたので9勝目を狙えとも言われそうですし、9勝目を目指してホンダさんに良いオファーをいただけたらと思っています」
そして鈴鹿8耐通算3勝目となったジョナサン・レイは、ここ数年は厳しい時期にあったこともあり、鈴鹿8耐の走りが楽しいものだったと振り返った。
「このチャンスを貰って本当に光栄だ」とレイは言う。
「振り返るとこの4~5年は本当にタフで精神的にも大変な年が続いてきた。だから久しぶりにオーバーテイクを感じて、味わうことができて幸せだった」
「今日はひとつひとつを楽しんでいたよ。最高のチームメイトに恵まれて、タイヤも良くてこの結果を獲得できた。本当に感謝したい。幸せな気持ちで家に帰れるよ」
また今回は難コンディションということもあり決勝レースでは走るチャンスが無かったチャントラだったが、鈴鹿8耐では貴重な経験を得ることができたと語った。
「HRCが優勝できて僕としても嬉しい。初めて参加した日から、ジョナサンもタクミも凄くサポートしてくれて、たくさんのアドバイスをくれた。本当に素晴らしい経験ができて良かった」
「このチームが優勝したのは本当に最高だし、次はまたぜひ参加したいね」
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