「MotoGPに“集中”したい」中上貴晶、鈴鹿8耐へ不参戦の理由を語る

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「MotoGPに“集中”したい」中上貴晶、鈴鹿8耐へ不参戦の理由を語る
執筆:
協力: Valentin Khorounzhiy
2019/06/20 3:14

中上貴晶は今年の鈴鹿8時間耐久ロードレースに出場しないことになったが、その理由はMotoGPでの戦いに集中したいからだと語った。

 現在日本人で唯一MotoGPクラスにレギュラー参戦し、HRCの契約ライダーでもあるLCRホンダの中上貴晶。彼は2019年の鈴鹿8時間耐久ロードレースへ参加しないことを明かしたが、それはMotoGPでの戦いに専念するためだと明かした。

 中上は鈴鹿8耐で2010年に優勝し、2017年にはHarc-Proから参戦している。そして昨年ホンダがファクトリーチームを復活させると、MotoGPクラスに参戦する傍らで鈴鹿8耐へエントリーし、2位という結果で終えている。

 しかし2019年の鈴鹿8耐では、ホンダの公表したエントリーリストに中上の名前はなく、HRCでテストライダーを務めるステファン・ブラドル、スーパーバイク世界選手権へ参戦中の清成龍一、そしてJSB1000参戦中の高橋巧の3名がファクトリーチームのライダーとして名を連ねていた。

 先週末に行われたカタルニアGPで、中上は鈴鹿8耐不参加の理由がMotoGPへ集中するために自身がHRCへ要望したからだと明かした。

「鈴鹿8耐についてはアルゼンチンGP、アメリカズGPの頃からHRCとたくさんの話し合いを重ねてきました」と、中上はmotorsport.comの取材に語った。

「僕はHRCの人たちとの話し合いで、MotoGPに集中したいと話していました。もちろん、彼らも僕の契約が今年までのものだと理解しており、僕の方としては将来のためにMotoGPで結果を出すことに集中し続けたいと思っていました」

「そして、彼らも理解してくれはじめて、最終的に今年は(鈴鹿8耐から)外れることを決定してくれました。ただ、将来については分かりません」

 中上はMotoGPマシンから鈴鹿8耐のCBR1000RRWへの適応は、その次の週に行われるチェコGPの頭痛の種だったと話している。

「過去2年間、僕は鈴鹿8耐に参加していましたが、スーパーバイクからMotoGPバイクへの変更に少し苦戦していました。原因はタイトなスケジュールなんです。鈴鹿8耐の後、すぐにブルノでのレースです。MotoGPマシンへ調整する時間がありませんでした」

「ですから、そういった訳で、僕は鈴鹿8耐へ行くのは100%確実では無かったんです。今年はMotoGPに集中したいと思っていました」

 2019年で42回目を迎える鈴鹿8時間耐久ロードレースは、7月25日〜28日のスケジュールで開催される予定だ。

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Photo by: Jun Goto

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この記事について

シリーズ MotoGP , FIM Endurance
ドライバー 中上 貴晶
チーム Team LCR
執筆者 Rachit Thukral
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