ホンダHRC、雨の波乱もなんのその5連覇を達成! ヤマハSCに泣く2位&BMW3位|鈴鹿8時間耐久ロードレース決勝
鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝レースが行なわれ、Honda HRCが勝利。ホンダとして5連覇を達成した。
写真:: T.Yamaguchi
三重県・鈴鹿サーキットで鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝レースが行なわれた。長丁場のこのレースを制したのはHonda HRC(高橋巧/ジョナサン・レイ/ソムキアット・チャントラ)で、5連覇を達成した。
決勝レースではHonda HRCがレース序盤を除いて先頭を引っ張っていく展開が続き、それは終盤残り2時間を切っても変わらなかった。
ただライバルも全く太刀打ちできなかったわけではない。特にYAMAHA FACTORY RACING TEAMが中盤から終盤にかけて追い上げを見せた。
残り2時間でYAMAHA FACTORY RACING TEAMはMotoGPライダーのジャック・ミラーにライダーチェンジ。レース中盤に見せたようなハイペースなラップで、彼は再び先頭のホンダとの差を縮めていった。
結局約1時間のスティントでミラーは29秒ほどあった差を、約18秒にまで短縮。ヤマハは最後のスティントをアンドレア・ロカテッリに託した。
そしてトップのHonda HRCが残り1時間を切ってピットインを済ませると、2番手のYAMAHA FACTORY RACING TEAMとの差は約16秒差。”HY対決”への期待も高まった。
しかしその後レースも終盤の残り34分、雨とコース上の水量が多いことが考慮されセーフティカー(SC)が出動する事態となった。
このSCはHonda HRCに有利に働いた。Honda HRCが第一SCの集団に入った一方、2番手のYAMAHA FACTORY RACING TEAMは第2SC集団となってしまったためだ。
これによりHonda HRCとYAMAHA FACTORY RACING TEAMの差は、SC前の18秒から2分近くに拡大。タイミングがホンダに味方し、ヤマハは優勝争いにおいて致命的な差をつけられてしまった。
その後も雨脚が弱まることはなく、レースはセーフティカー先導のまま8時間が経過しフィニッシュ。Honda HRCが2026年の鈴鹿8耐を制覇した。なおホンダとしては今回の勝利で5連覇を達成。加えてアンカーを務めた高橋巧は、鈴鹿8耐最多勝記録更新を8勝に更新した。
なおHonda HRCは今回、高橋とレイのふたりだけでレースを走りきっている。
2位はYAMAHA FACTORY RACING TEAM。2025年にファクトリー参戦を再開したが、今年もホンダの後塵を拝する結果となった。
そして3位には終盤にAutoRace Ube Racing Teamを抜いたBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMが入った。鈴鹿8耐で外国メーカーのマシンが表彰台を獲得するのは、これが初めてのことだった。
なおEXPクラスで参戦しているTeam SUZUKI CN CHALLENGEは、最終的に7位フィニッシュを果たした。
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