FIM Endurance Suzuka 8h

HRC、4連覇を目指す鈴鹿8耐は異例の2人体制での挑戦に。しかし高橋巧&ザルコ「問題はない」

鈴鹿8時間耐久ロードレースにヨハン・ザルコと高橋巧の2名体制で挑むことになったホンダ(Honda HRC)だが、ライダーふたりはそれでも自信を示している。

永安陽介

公開日時: 2025/07/31 9:48

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Johann Zarco, Honda HRC

Johann Zarco, Honda HRC

 ホンダは鈴鹿8時間耐久ロードレースにHonda HRCとして今季もワークス体制で参戦している。開幕直前になり2名体制でのレースを強いられることになったが、ライダー達はそれでも自信がある様子だ。

 ホンダは今年の鈴鹿8耐では、高橋巧、ヨハン・ザルコ、イケル・レクオナという3名で参戦を予定していた。しかし7月下旬のWSBKハンガリー戦でレクオナがクラッシュによって負傷……急遽代役にチャビ・ビエルゲが立てられることになった。

 しかし予選前日の7月31日、ホンダはビエルゲが「手続き上の理由」から8耐に不参加となり、高橋とザルコの2名体制での参戦になったと明らかにした。

 8時間の耐久レースを2名で戦うとなれば、ライダーひとりひとりの負担は増すことになってしまう。しかし高橋とザルコはこの状況でも4連覇に向けた自信を失っていない。

「しっかり準備はしてきたつもりです」と高橋は言う。

Takumi takahashi,Honda HRC

Takumi takahashi,Honda HRC

「まだ仕上げている途中ですが、明日(最後のテストセッション)を使って少しでも完璧な状況に近いモノとしていきたいです。とはいえ、最大の目標は日曜日になるので、そこまでにしっかり仕上げて、いい走りを見せられるように頑張りたいです」

 そう意気込んだ高橋は、2名体制となったことについて訊かれると、以前も2名体制は経験済みであり、十分準備もしているため問題はないだろうという考えを示した。

「当然3人の方がいいとは思いますが、僕自身はずっと日本にいてしっかり準備してきたつもりです」

「ヨハン選手もMotoGPの最前線で戦っていますし、肉体を見てもらえばわかると思うんですけど、まず問題ないんじゃないかなと思っています。2人でもしっかり結果は残せると信じて頑張るだけですね」

 チームメイトのザルコも問題はないだろうとしている。ただ2名体制で休憩時間が減ることによるエネルギー配分を考える必要はあるだろうと話した。

「2人になってしまったけど、ベストを尽くすし、問題はないと思う」

 ザルコはそう語る。

「ただ3人体制のほうが、エネルギーの使い方は違ってくる。2時間休息するときもあって、スティントひとつひとつで全力を出すことができるんだ」

「2人体制になると1時間のスティントで毎回100%を出せるかどうかという点はある。だからその辺はふたりで話し合って、金曜日から少しセーブしながらやっていかないと、身体が持たない可能性は懸念している」

「ただタクミは1時間スティントを終えても平気な顔で上がってくるから、問題はなさそうだ。(高橋は)このサーキットには本当に慣れているし、きっと目を閉じても走れるようなライダーだからね。僕達にアドバンテージがあるね(笑)」

 

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