2021年の鈴鹿8耐、7月から11月に開催延期。8月の鈴鹿10Hは開催中止に
2021年鈴鹿8時間耐久ロードレースの開催日程が、7月から11月に変更に。一方8月開催予定だった鈴鹿10時間耐久レースは中止されることとなった。
写真:: Suzuka Circuit
鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドは、7月15日(木)〜18日(日)に開催予定だった『2021 FIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会(鈴鹿8耐)』の開催延期、そして8月19日(木)〜22日(日)に予定されていた『2021 第49回サマーエンデュランス BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース(SUZUKA 10H)』の開催中止を発表した。
鈴鹿サーキットにおける夏の風物詩として過去42回開催され、毎年海外からも多くの有力ライダーが参戦して盛り上がりを見せている鈴鹿8耐。しかしながら昨年はコロナ禍の影響で開催日程が延期された後、正式に中止となった。
今年は7月の開催を予定していた鈴鹿8耐だったが、国内外における新型コロナウイルスの感染状況、そして各地域での渡航規制を鑑みた結果、大会が11月5日(金)〜7日(日)に延期されることが決定した。なお、併催予定だった『鈴鹿4時間耐久ロードレース』は中止となる。
また、鈴鹿8耐の新日程である11月第1週には、当初『2021 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦 第53回 MFJグランプリ スーパーバイクレースin鈴鹿』が予定されていたが、こちらは7月第3週に日程変更。つまり、鈴鹿8耐と全日本ロード最終戦の日程が入れ替わった形だ。
この決定について、株式会社モビリティランド代表取締役社長の田中薫は次のようにコメントを寄せた。
「『“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース』について、7月の開催を予定しておりましたが、国内外の感染状況や渡航規制の見通しなどを受け、11月に延期することを判断いたしました。この日程変更に際し、ご理解をいただきましたFIM、ユーロスポーツイベンツ、MFJ、国内各サーキットをはじめとする関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。11月の開催に向けて、全社一丸となって準備に取り組んでまいります」
さらに今回の鈴鹿8耐延期発表に合わせ、SUZUKA 10Hの開催中止もアナウンスされた。こちらは2018年夏から“鈴鹿1000km”を引き継ぐ形で開催されているイベントだが、昨年同様コロナ禍の影響を鑑みて開催を断念することとなった。
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