サンマリノ決勝:大雨のサバイバルをエガーターが制す。中上最終周に転倒

Moto2サンマリノ戦決勝レースが行われ、エガーターが優勝。ルティが2位に入った。中上は最終周に転倒したが、11位でフィニッシュした。

 MotoGPサンマリノGPのMoto2クラス決勝が行われ、ドミニク・エガーター(Kiefer Racing)が今季初優勝を果たした。

 Moto3クラスに引き続き、ウエットコンディションで行われたMoto2のサンマリノ戦決勝。ホールショットを決めたのは、2番グリッドスタートのフランコ・モルビデリ(EG 0,0 Marc VDS)だった。

 5番グリッドからスタートした中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は、若干蹴り出しが悪く、7番手までポジションを落としてしまうが、すぐにトーマス・ルティ(CarXpert Interwetten)を交わして6番手に上がる。

 1周目終盤には、7番手を走っていたルカ・マリーニ(Forward Racing Team)が転倒。2周目にはロレンソ・バルダッサーリ(Forward Racing Team)らも転倒してしまう。レース序盤から、サバイバルの様相を呈してきた。

 先頭に立ったモルビデリは、快調なペースで2番手のドミニク・エガーター(Kiefer Racing)を引き離していく。ただ、そのモルビデリもウエットコンディションの餌食になってしまう。4周目、セクター2でまさかの単独転倒してしまったのだ。その直前にはポールポジションスタートのマティア・パッシーニ(Italtrans Racing Team)も転倒している。

 モルビデリのリタイアで、エガーターが首位に浮上。ただこのエガーターには、ルティがひたひたと迫ってくる。

 中上は4番手を走っていたが、8周目にハフィズ・シャリーン(Petronas Raceline Malaysia)に交わされて5番手に下がってしまう。また9周目には長島哲太(Teluru SAG Team)が転倒を喫してしまった。10周目のターン15では3番手を走っていたミゲル・オリベイラ(Red Bull KTM Ajo)も転倒した。

 中上のペースは上がらず、フランチェスコ・バニャイヤ(SKY Racing Team VR46)の接近を受け、20周目にポジションを奪われることになってしまう。

 首位を争うエガーターとルティの後方からは、シャリーンが徐々に接近。レース終盤には3人の差は1秒程度となった。

 残り3周という段階で、シャリーンが上位2台から遅れ始め、優勝争いはエガーターとルティのふたりに絞られた。ただ、エガーターがラストスパートをかけ、残り2周でルティとの差を広げ始める。

 そして迎えた最終ラップ。5番手を走っていた中上が、ターン4でまさかの転倒を喫する。中上はなんとかコースに復帰し、チェッカーを目指した。

 結局エガーターがトップでチェッカー。2位ルティに1.4秒の差をつけた。3位にはシャリーンが入った。

 最終ラップの16コーナーでは、6番手を走っていたシモーネ・コルシ(Speed Up Racing)が転倒。コルシはなんとか再び走り始め、8位でフィニッシュした。中上も11番手でのフィニッシュを果たした。レース中、2度の転倒があった長島も、周回遅れながら14位でフィニッシュ。ポイントを持ち帰ることができた。

 Moto3に続いてこのMoto2クラスも大サバイバルレース。出走31台中、チェッカーを受けることができたのはわずか16台だった。

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この記事について
シリーズ Moto2
イベント名 Misano
サーキット ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ
記事タイプ レースレポート