苦戦するアレックス・マルケス「兄には兄の、僕には僕のやり方がある」

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苦戦するアレックス・マルケス「兄には兄の、僕には僕のやり方がある」
Jamie Klein
執筆: Jamie Klein
2016/09/01 10:56

アレックス・マルケスは昨シーズン、兄のマルク・マルケスが成し遂げたことを再現しようと、自身に過度のプレッシャーをかけていたことを認めた。

Alex Marquez, Marc VDS
Alex Marquez, Marc VDS
Alex Marquez, Marc VDS
Alex Marquez, Marc VDS
Third position Alex Marquez, Marc VDS in parc ferme
Alex Marquez, Marc VDS
Alex Marquez, Marc VDS
Alex Marquez, Marc VDS
Alex Marquez, Marc VDS on the grid
Tito Rabat, Marc VDS Racing Honda
Tito Rabat, Marc VDS Racing Honda

 アレックス・マルケスは、2014年にMoto3クラスのタイトルを取ったが、Moto2クラスに昇格した昨年以降は苦戦が続いている。

 マルク・マルケスという偉大な兄を持つアレックスは、Moto2クラスでのルーキーシーズンだった2015年は最高位4位、ポイントランキングで14位に終わった。今季は現在ランキング15位となっており、ブルノでようやくシーズン初のトップ5フィニッシュを果たした。

 勢いを取り戻したように見えるアレックスは、現在とルーキーシーズンの彼の違いは、先頭に立つべきだというプレッシャーを自身にかけないことだと語った。

「昨年は初めての年で、ベストな年じゃなかった。シーズンの始めに期待してたようなものじゃなかった」と彼はmotorsport.comに語った。

「けど、このようなことは起こるものだ。特にMoto2クラスはすごく難しいカテゴリだ。それは最初から分かっていたことだけど……」

「今年の目標は、すべてのサーキットで同じペースを持つことだ。いくつかのサーキットでは、ライディングスタイルがちょっと改善されている。けど、昨年僕らがすごく苦しんだサーキットでは変わっていない」

「オーストリアは新しいトラックだった。僕らは苦しい週末になると予想していたけど、そうはならなかった。だから今年僕らは正しい道を進んでいるんだ。今では好きなサーキットになった」

 アレックスに、兄のマルクが125ccクラスのチャンピオンからMoto2ウイナーにすぐになったのと同じように、自身も活躍しなければならないというプレッシャーに晒されていたのかと尋ねると、「昨シーズンは、そうだね。自分自身に期待しすぎていた」と彼は語った。

「マルクや、マーベリック(ビニャーレス)のような人を見ると、『OK、僕もやってみせる』ってみんな言うだろう。でも、僕は今なら分かる。これは正しいやり方じゃないってね」

「自分のことに集中し、マルクやマーベリックが最初の年に何を成し遂げたか考えない必要がある」

「今年は自分のことにより強く集中している。全てをMoto3のようにこなせれば、もっと速いライダーになれることはわかっている。これが僕のやり方だ」

ラバトを参考にしていたアレックス

 苦闘しているアレックスだが、来年も引き続きマルクVDSチームからMoto2の3年目のシーズンを戦うことになった。同チームはMotoGPクラスにも参戦しており、ジャック・ミラーと2014年のMoto2チャンピオンのティト・ラバトが引き続き出走する。

 アレックスは、彼のMoto2での最初のシーズンで、ラバトのユニークなスタイルから学ぶのは難しかったと語った。そしてそのユニークなスタイルが、ラバトがトップカテゴリであるMotoGPクラスで今年、大きなインパクトを残せていない理由だと彼は考えている。

「Moto3の頃のような、僕たち自身の新しいチームを作るチャンスがある」とアレックスは説明した。「でも最初の年は誰かからインフォメーションを得ることが重要だった」

「マルクVDSチームに来た時、このチームがベストな選択肢だった。ティトがチームにいた最後の年で、彼はチャンピオンだった。僕は『OK、彼からインフォメーションを得てたくさん学ばせてもらおう』って思ったんだ」

「ティトとチームメイトだった年は、難しかった。データを見ると、彼はパドックにいるみんなと完全に違うライダーだとわかった。彼が良いタイムを残したサーキットのある部分で、同じようなタイムを刻むのは不可能だった」

「彼は自分のスタイルを持っていて、それが誰とも異なっている。おそらくそれが彼がMotoGPで今年少し苦しんでいる理由だ。Moto2クラスでは本当に良かった、彼のライディングスタイルを大きく変える必要があるから」

「だけど、最初の年にこのチームに来ることを決めたのは良かった。たくさん経験が得られたからね。彼らはミカ(カリオ)とティトがポイントで1位と2位だったんだから、これ以上良いチームはないよ」

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この記事について

シリーズ Moto2
ドライバー アレックス マルケス
チーム Marc VDS Racing 発売中
執筆者 Jamie Klein
記事タイプ インタビュー