小椋藍、一時16番手まで沈むも驚異の追い上げで2位フィニッシュ。悔しさ半分、嬉しさ半分?|Moto2オランダGP
IDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍は、MotoGP第11戦オランダGPのMoto2クラスで2位表彰台を獲得。序盤にポジションを落としたことには悔しさを感じているが、後半の追い上げには満足しているようだ。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
TTサーキット・アッセンで行なわれたMotoGPオランダGPのMoto2クラスでは、日本人ライダーの小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が2位。タイトル争いでは、ポイントリーダーから1点差のランキング3番手という好成績でサマーブレイクを迎えることになった。
2列目の4番グリッドからスタートした小椋だったが、レース序盤はリヤタイヤのグリップに苦しめられた。2周目のターン10ではマシンが激しくスライドし、うまく立て直したもののポジションを落とした。そしてその数周後には再度スライドしてしまい、気付けば中団の16番手に転落していた。
しかし、リヤのグリップが徐々に良くなっていったのか、そこから小椋は猛チャージを開始。前を走るライダーを次々パスしていき、レース終盤には先頭集団に追いついた。優勝したアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)には届かなかったものの、見事な挽回で2位でフィニッシュしてみせた。
Moto2のタイトル争いはこれでさらに混戦模様に。ランキング首位のセレスティーノ・ビエッティ(Mooney VR46 Racing Team)と2番手のフェルナンデスが146点で並び、小椋が145点で3番手につけた。
小椋は今回のレースを振り返り、チームのプレスリリースに次のようにコメントした。
「今回のレースは少し変なレースでした」
「序盤はタイムとポジションをかなり落としてしまい、厳しい展開になりましたが、最終的には速く走る方法を見つけ出し、順位を上げることができました」
「これには満足していますが、序盤の数周はそうではありません。全く対照的な心境です。悔しさはありますが、ともかくサマーブレイク前に表彰台を獲得できたことは良いことです」
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