サンマリノ勝利の小椋藍「良い日曜日になった。連戦に向け成長できるよう考えたい」次戦エミリア・ロマーニャで連勝なるか?
Moto2の小椋藍は第13戦サンマリノGPで勝利し、タイトル争いでポイントリーダーへと浮上した。彼は次戦エミリア・ロマーニャに向けてさらに成長を狙っている。
Ai Ogura, MT Helmets MSI
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第13戦サンマリノGPのMoto2決勝では、MT Helmets - MSIの小椋藍が勝利。ランキング首位の座に立つこととなったこのレースについて、小椋が語った。
小椋はサンマリノGPのレース前の時点では、チームメイトでポイントリーダーのセルジオ・ガルシアに対して12ポイントのビハインドを背負っていた。
しかしサンマリノGPではガルシアが予選で24番手と後方に沈み、その一方で小椋は3番グリッドを確保。逆転に向けて良いチャンスとなった。
決勝レースで小椋はトニー・アルボリーノ(ELF Marc VDS Racing Team)そしてアロン・カネット(Fantic Racing)とのトップ争いを冷静に対処し、終盤にトップへ浮上。今シーズン3勝目を挙げた。
ガルシアは12位に終わったこともあり、小椋はポイント差を逆転。9ポイント差をつけてランキング首位に立った。
「今日いいレースをすることができました。タイヤの状況と、他のライダーの状況を上手く見ることができて、最後勝負を仕掛けることができました」
小椋はレース後のインタビューでそう語った。
「結果的に優勝という形で終えることができて、良い日曜日になったかなと思います」
「またここで、もう1レースがあるので、もうワンステップ成長できるようにしたいです。(次のレースまで)1週間空くので、しっかり考えて次の金曜日をスタートしていけたらなと思います」
なお小椋の言うように、MotoGPは2週間後に再びミサノ・サーキットでエミリア・ロマーニャGPが開催される予定だ。ここで更に連勝を飾り母国戦に向けてさらに勢いをつけられるかどうか、注目の一戦となるだろう。
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