Moto2フランス決勝:フェルナンデスが逃げ切り今季2勝目。小椋藍は粘りのレースで7位フィニッシュ

MotoGP第5戦フランスGPのMoto2クラス決勝は、ラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)がポール・トゥ・ウィンを挙げた。

Moto2フランス決勝:フェルナンデスが逃げ切り今季2勝目。小椋藍は粘りのレースで7位フィニッシュ

 2021年のMotoGP第5戦フランスGPのMoto2クラス決勝が行なわれ、ラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)が今季2勝目を挙げた。

 決勝日は朝から大雨に見舞われていたが、午後に入って天候が回復。Moto3クラスの決勝は路面がまだ濡れておりウエットレース宣言がされたが、多くのマシンが走ったことで走行ラインは乾き、Moto2クラスはドライレース宣言が出された。

 25周のレースがスタートすると、ポールポジションのフェルナンデスを交わし、マルコ・ベッツェッキ(SKY Racing Team VR46)がホールショットを奪う。ただフェルナンデスも離されず、それについていった。

 ウエットパッチもところどころに残るという難しいコンディションのせいか、転倒するライダーも相次ぎ、4周目にはランキング2番手のサム・ロウズ(Elf Marc VDS Racing Team)も転倒を喫してしまう。

 一方、フェルナンデスを交わしたジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)も加わり、3台が先頭集団を形成していたが、5周目にはロバーツがクラッシュ。その直後に、フェルナンデスはベッツェッキを交わしてトップに躍り出た。

 サーキット上空には青空が広がり、路面も徐々にコンディションが良くなっているのか、各車少しずつペースアップ。フェルナンデスは淡々と好ペースでラップを重ね、ベッツェッキとのギャップを1秒ほどまで拡大していった。ベッツェッキの後方では、ポイントリーダーのレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)を含む3台が3番手集団を形成した。

 ガードナーは残り10周となったところで集団の前に出ると、ベッツェッキのミスに乗じて2番手に浮上。しかし残り6周となったタイミングで、フェルナンデスは約2秒のリードを築いていた。

 結局、ガードナーはチームメイトのフェルナンデスに追いつくことはできず、フェルナンデスが今季2勝目。Red Bull KTM Ajoがワンツーフィニッシュを達成した。3位にはベッツェッキが入っている。

 ポイントリーダーはガードナーが守ったが、ランキング2番手のフェルナンデスとはわずか1ポイント差だ。

 16番手グリッドの小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は、スタートで14番手にポジションアップ。転倒が続出するなかで粘り強くポジションを上げていき、一時6番手まで浮上した。レース終盤は、マルセル・シュロッター(Liqui Moly Intact GP)やファビオ・ディ・ギャナントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)らと激しくポジションを争い、最終的に7位でフィニッシュしている。

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順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 平均速度 ポイント
1 Spain ラウル フェルナンデス 25 -       25
2 Australia レミー ガードナー 25 1.490 1.490 1.490   20
3 Italy マルコ ベッツェッキ 25 4.599 4.599 3.109   16
4 Italy トニー アルボリーノ 25 7.503 7.503 2.904   13
5 Netherlands ボー ベンスナイダー 25 11.887 11.887 4.384   11
6 Germany マルセル シュロッター 25 27.829 27.829 15.942   10
7 Japan 小椋 藍(Ai Ogura) 25 27.975 27.975 0.146   9
8 Italy ファビオ ギャナントニオ 25 28.112 28.112 0.137   8
9 Italy シモーネ コルシ 25 28.204 28.204 0.092   7
10 Spain ホルヘ ナヴァッロ 25 28.432 28.432 0.228   6
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