古里太陽、2024年もMoto3継続参戦へ。ホンダ・チーム・アジアが来シーズンの体制を発表
IDEMITSU Honda Team Asiaは2024年のライダーラインナップを発表。Moto3では古里太陽が継続参戦し、Moto2クラスでは小椋藍の後任としてマリオ・アジがステップアップすることになった。
10月13日、ロードレース世界選手権(MotoGP)のMoto3とMoto2クラスに参戦するHonda Team Asiaは、2024年シーズンのライダーラインナップを発表した。
Moto3クラスのHonda Team Asiaからは、来シーズンも日本人ライダーの古里太陽が継続参戦する。彼のチームメイトには、今年Moto3クラスでワイルドカード参戦も経験しているタットチャコーン・ブーシュリが起用された。
古里はMoto3クラスでの3シーズン目となるが、来年は「より良い成績を残す必要がある」と語っており、馴染みのあるチームで好スタートを切りたいと意気込んだ。
「2024年もチームに残るという発表ができ、嬉しく思います。来年は僕のMoto3クラス3年目なので、より良い成績を残す必要があります」
「良い点は僕の好みや望み、継続的な成長を知っている同じスタッフと継続していける点です。来年は新しいタイヤサプライヤーなど、いくつか技術面での変更もあります。上手く取り組んで、来シーズンを良い形でスタートさせることに集中していきます」
またMoto2クラスのIDEMITSU Honda Team Asiaはソムキアット・チャントラを継続起用し、今シーズン限りでチームを離れる小椋藍の後任には、Moto3クラスからマリオ・アジを昇格させることを明らかにした。
アジは昨年Moto3クラスにデビューすると、2戦目のインドネシアGPでフロントロウ3番手を獲得する活躍を見せた。ただこれまでのところ表彰台などは獲得できておらず、後方でのフィニッシュが続いている。
Moto2クラスへの昇格にあたり、アジはこの冬の間に準備を整えたいと語った。
「ついに、来シーズンからMoto2へステップアップすることになった。これは素晴らしいニュースで、これまでにないほどワクワクしている」
「今シーズンを良い形で終えて、冬の間にこれまで以上にハードなトレーニングを初めたいと思っている。昇格は簡単ではない、もしくは昨年よりもタフなものになるというのは分かっているけど、このチャレンジを受け入れている」
「今冬を最大限活用していけるように頑張るよ。長年僕を支えてくれている人たちに感謝を伝えたい。僕は学びは速いし、Moto2クラスでもすぐに適応するために学ぶことが目標だ」
なお来シーズンも、250ccクラスのチャンピオン経験者である青山博一が両チームの監督を務めることも合わせて明らかにされている。
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