Moto2もてぎ決勝:中上、終盤失速し6位。マルケス優勝。榎戸も入賞

MotoGP日本GPのMoto2クラス決勝が行われ、アレックス・マルケスが優勝。中上は6位、榎戸が14位に終わった。

 MotoGP日本GPのMoto2クラス決勝が行われ、アレックス・マルケス(マルクVDS)が優勝を果たした。ポールポジションからスタートした中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は終盤失速し、6位に終わった。

 13時ちょうどにスタートしたMotoGP日本グランプリのMoto2クラス決勝レース。前日の予選で中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は感動的なアタックを見せ、ポールポジションを獲得した。しかし決勝レースは中上が望んでいたドライコンディションではなく、ウエット路面でのスタート。また、ウォームアップセッションでMoto3マシンがコース上にオイルを撒き、この処理に時間がかかったため、スタート時刻が後ろ倒しされるとともに、レース距離も15周に減算された。

 中上は好スタートを決め、先頭で1コーナーへ飛び込んでいく。2番手にはシャビー・ビエルへ(Tech 3 Racing)が浮上。後方ではトーマス・ルティ(CarXpert Interwetten)ら、ランキング上位のライダーたちがポジションを上げた。

 予選終了後にはウエット路面への懸念を示していた中上だが、1周目を先頭でクリアすると、後続とのギャップを保ったままレースを進めていく。逆に2番手につけていたビエルへはマティア・パッシーニ(Italtrans Racing Team)やアレックス・マルケス(マルクVDS)に抜かれ、ポジションを落としていく。

 3周目のダウンヒルストレートで、パッシーニが中上に攻撃を仕掛ける。しかし中上はこれを抑え、先頭のポジションをキープしていく。後方では長島哲太(Teluru SAG Team)が15番手、榎戸育寛(Teluru MOTOBUM Racing Team)が16番手とポジションを上げている。

 5周目、パッシーニがペースを落としたところを、マルケスがオーバーテイクし2番手に浮上。その翌周には15番手を走っていた長島がターン5で、前を行くサンドロ・コルテセ(Dynavolt Intact GP)が転倒したのに巻き込まれてクラッシュ。レースには復帰したものの、大きくポジションを下げてしまった。

 レースが進むに連れて天候は回復。半分を消化した頃には、ほとんど雨粒は落ちてこなくなった。パッシーニを攻略したマルケスは、このタイミングで中上との差を縮め始める。

 9周目、ダウンヒルストレートエンドで、マルケスは中上に仕掛ける。しかし中上は90度コーナーでクロスラインをかけ、先頭のポジションをキープする。また後方からはファステストラップを連発し、ハフィシュ・シャーリン(Petronas Raceline Malaysia)が4番手まで浮上してくる。

 11周目、マルケスがついに90度コーナーで中上を捉え、先頭に躍り出る。先頭に立ったマルケスは中上とのギャップをあっという間に広げ、さらに中上は翌12周目にビエルへとシャーリンに立て続けに抜かれて4番手までポジションを落としてしまう。

 最終ラップの1コーナーで、中上はラインをワイドに膨らませてしまい、その隙をパッシーニに突かれて5番手、さらにフランチェスコ・バニャイヤ(SKY Racing Team VR46)にも抜かれて6番手に落ちてしまう。

 結局マルケスはレース終盤にファステストラップを記録する速さを見せ、トップでチェッカーを受けた。2位にはビエルへ、3位にはシャーリンが入った。中上は結局6位でレースを終えた。

 榎戸は14位でフィニッシュし、ワイルドカード参戦ながら入賞を果たした。転倒があった長島は20位、水野涼(MuSASHi RT HARC-RRO)は22位での完走となった。

→MotoGP日本GP Moto2クラス決勝結果

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この記事について
シリーズ Moto2 , MotoGP
イベント名 Motegi
サーキット ツインリンクもてぎ
ドライバー アレックス マルケス , 中上 貴晶
記事タイプ レースレポート