Moto2マレーシア:絶好調オリベイラ2連勝。中上は追突されリタイア

第17戦マレーシアGP、Moto2クラスはミゲル・オリベイラ(Red Bull KTM Ajo)が独走優勝。王者となったモルビデリは3位だった。

 第17戦マレーシアGP、Moto2クラス決勝はミゲル・オリベイラ(Red Bull KTM Ajo)が逃げ切り優勝。KTMは2週連続で1-2フィニッシュを果たした。

 タイトル争いに注目が集まっていたMoto2クラスだが、予選で激しい転倒を喫したトーマス・ルティ(CarXpert Interwetten)は、左足首に骨折が発見されたため決勝の欠場が決定。これにより、レース前にフランコ・モルビデリ(EG 0,0 Marc VDS)のMoto2タイトル獲得が決まっている。

 気温は33度、路面温度46度というドライコンディションで迎えた決勝スタートでは、1コーナーで4台のバイクが絡むクラッシュが発生した。さらには、ターン2でアレックス・マルケス(EG 0,0 Marc VDS)が転倒。ターン6ではサンドロ・コルテセ(Dynavolt Intact GP)に突っ込まれてしまった中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)もリタイアを喫するなど波乱の幕開けとなった。

 ポールポジションのモルビデリは2番手。スタートでトップに立ったのはオリベイラで、彼がファステストを叩き出しながら逃げる展開となった。

 オリベイラは圧倒的なラップタイムを連発し、レース中のレコードタイムを更新。1周あたり0.4秒ほどずつモルビデリを引き離していく。さらにはブラッド・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)も3番手に浮上し、徐々にモルビデリへのプレッシャーを強めていった。

 19周のレースが残り5周を切り、モルビデリはオリベイラとの差を詰めるどころか、後ろから迫るビンダーを抑えるのが精一杯といった状況だ。

 モルビデリの後ろで様子を見ていたビンダーは、残り4周の1コーナーで初めてモルビデリに対してアタック。ここでの逆転はならなかったものの、インフィールドセクションでミスをしたモルビデリを攻略することに成功した。

 すると、各マーシャルポストでは雨を警告するレッドクロスフラッグが振られ始めた。このコンディションでペースが落ちたビンダーに、モルビデリは恐れず仕掛けていくものの、ビンダーもなんとかこれを防いだ。

 雨はそれほどひどくならず、オリベイラが19周を走りきりトップチェッカー。ビンダーが2位となり、KTMは2週連続の1-2フィニッシュ。最後は3位を守る形となったモルビデリが、自身のタイトル決定に3位表彰台で華を添えた。

 長島哲太(Teluru SAG Team)は、自己ベストリザルト更新となる10位フィニッシュ。転倒が続出、終盤は雨が落ち始めるという難しいコンディションの中で見事なレースを見せた。

 中上は後ろから他車に接触される、避けようがない状況で無念のリタイア。クラッシュ直後には脚をかばうような仕草を見せていた。

 【リザルト】第17戦マレーシアGPMoto2クラス決勝

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この記事について
シリーズ Moto2 , MotoGP
イベント名 Sepang
サーキット セパン・インターナショナル・サーキット
記事タイプ 速報ニュース