Moto2バレンシア予選:シモーネ・コルシ、9年ぶりPP獲得! 長島哲太が15番手で決勝へ
MotoGP第18戦バレンシアGPのMoto2クラス予選が行われた。ポールポジションを獲得したのは、シモーネ・コルシだった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
リカルド・トルモ・サーキットでMotoGP第18戦バレンシアGPのMoto2クラス予選が行われ、MV Agusta Forward Racingのシモーネ・コルシがポールポジションを獲得した。
Moto2クラス予選はこれまででも最も気温が高い21℃、路面温度も24℃と上昇したコンディションで開始された。
予選組分けでは、日本人ライダーの長島哲太(Italtrans Racing Team)代役参戦ながら直接Q2へ進出。タイトルを争っているRedBull KTM Ajoのレミー・ガードナーとラウル・フェルナンデスも順当にQ2へ直接進出した。
Q1を突破したのはシモーネ・コルシ、トーマス・ルティ(Pertamina Mandalika SAG Team)、ハフィス・シャーリン(NTS RW Racing GP)、ジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)の4人。なおルティは今回のレースを最後に引退することになっている。
Q2の注目はやはりタイトル争いのふたりとなっていたが、序盤はコース上でガードナーの後方をラウル・フェルナンデスが追う形になった。ライバルの追走を嫌ったのか、若干スロー走行をする場面も見られたが、その後は問題が出ること無く走行が続いた。
終盤の残り3分となった頃、暫定4番手タイムとなっていたラウル・フェルナンデスが転倒。コースに復帰することができず、彼の予選はここで終了となった。
ライバルの転倒を尻目に走行を続けていたガードナーだが、なかなかタイムを縮めることができない状況が続いた。
一方で速さを見せたのがQ1を勝ち上がってきたコルシ。1分34秒956をマークして暫定トップタイムとしていたが、このタイムは最後のアタックでも塗り替えられることがなく、コルシが9年ぶりのポールポジションを獲得した。2番手はセレスティーノ・ビエッティ(SKY Racing Team VR46)、3番手はアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)だ。
転倒のあったラウル・フェルナンデスは最終的に5番手タイム。ガードナーは8番手タイムとなり、それぞれ2列目と3列目からタイトルを決するレースに臨むことになった。
代役参戦中の長島は15番手タイムで予選を終了。25番グリッドだった前戦アルガルヴェGPからは大きな改善を見せた。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | シモーネ コルシ | 9 | 1'34.956 | 151.838 | ||
2 | Celestino Vietti Ramus | 10 | 1'35.005 | 0.049 | 0.049 | 151.760 |
3 | アウグスト フェルナンデス | 9 | 1'35.026 | 0.070 | 0.021 | 151.726 |
4 | ファビオ ギャナントニオ | 8 | 1'35.034 | 0.078 | 0.008 | 151.714 |
5 | ラウル フェルナンデス | 6 | 1'35.036 | 0.080 | 0.002 | 151.710 |
6 | トーマス ルティ | 8 | 1'35.091 | 0.135 | 0.055 | 151.623 |
7 | アロン カネット | 8 | 1'35.103 | 0.147 | 0.012 | 151.604 |
8 | レミー ガードナー | 8 | 1'35.117 | 0.161 | 0.014 | 151.581 |
9 | ホルヘ ナヴァッロ | 9 | 1'35.153 | 0.197 | 0.036 | 151.524 |
10 | サム ロウズ | 9 | 1'35.179 | 0.223 | 0.026 | 151.482 |
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