「今週末は上位についていけるスピードが無かった」小椋藍、タイトル争いは2番手に後退
MotoGP第14戦サンマリノGPで、小椋藍は5位フィニッシュ。表彰台には一歩届かない位置でのレースとなったが、週末を通じてスピードが足りなかったと語っている。
Ai Ogura, Honda Team Asia
Gold and Goose / Motorsport Images
ミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで開催されたMotoGP第14戦サンマリノGPで、Moto2クラスの小椋藍は5位フィニッシュとなった。
小椋は8番グリッドからスタートを切ると先頭集団から少し間を空けた、5番手集団で前を追いかけた。6番手にはタイトル争いのライバルであるアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)が続いており、緊迫感のある状況が続いた。
中盤には先頭集団の後方に追いつき、セレスティーノ・ビエッティ(Mooney VR46 Racing Team)の転倒もあり4番手に。しかしフェルナンデスが追い上げを見せ、終盤には追い抜かれてしまい5番手へ後退。結局それ以上の追い上げは難しく、5位でのフィニッシュとなった。
その一方で、フェルナンデスはアルベルト・アレナス(Inde GASGAS Aspar Team)とのバトルも制して3位表彰台を獲得。結果としてレース前はランキング首位だった小椋が2番手に後退。首位に立ったフェルナンデスとの差は4ポイント差となった。
チームのプレスリリースにコメントを寄せた小椋は、週末を通じて上位についていけるだけのスピードが無かったと語り、問題を解決できなかったと説明した。
■IDEMITSU Honda Team Asia 小椋藍
「今日は表彰台争いを視野に戦いを続けました。この週末、ずっとそうでしたが上位の選手たちについていけるだけのスピードがありませんでした」
「リヤがグリップしているときは、まだ彼らを捉えられましたが、グリップが落ち始めてからは、彼らについていくことができませんでした。残念でした」
「決勝ではベストを尽くしましたが、問題点はFP1から解消されませんでした。アラゴンでは初日からいい結果が残せるように集中していきます」
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