Moto2インドネシア予選|小椋藍、Q1敗退し後方スタートに。ディクソンが初PP獲得
MotoGP第2戦インドネシアGPのMoto2クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはジェイク・ディクソン(Inde GASGAS Aspar Team)だった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
25年ぶりの開催となっているMotoGPインドネシアGP。Moto2クラスの予選が実施され、ジェイク・ディクソン(Inde GASGAS Aspar Team)が初のポールポジションを獲得した。
クラス唯一の日本人ライダーである小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は、ドライコンディションで行なわれた初日に総合20番手タイム。2日目のFP3はコンディションが優れなかったためタイムを縮められず、予選はQ1からのスタートになった。
Moto2クラス開始時のコンディションは気温30℃、路面温度は42℃だ。
小椋は前半のアタックでは1分37秒017で4番手。Q2進出圏内ギリギリに留まった。
チームメイトのソムキアット・チャントラ共にアタックを続ける小椋だが、更新は小幅なモノとなり、5番手に転落。一方でチャントラはトップタイムを更新していった。
小椋はアタックを続けるが、自己ベストを更新できずにセッションが終了。7番手タイムでQ1敗退となった。決勝は21番手と後方からのスタートだ。
予選Q2で速さを見せたのはQ1を突破してきたチャントラ。ターン2での転倒者が続出するなか、1分36秒275をマークしてトップタイムとした。以下アルベルト・アレナス(Inde GASGAS Aspar Team)、アロン・カネット(Flexbox HP40)らが続いた。
セッション折返しをすぎると、サム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team)がアタックをまとめ上げ、1分36秒124をマークし、トップタイムを更新。しかしそれをジェイク・ディクソン(Inde GASGAS Aspar Team)が1分35秒799と更に速いタイムで越えていった。
コース上ではターン2での転倒が多く、昨年のMoto3王者ペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)も終盤に餌食に。なおアコスタは初日の黄旗中の転倒により決勝でのロングラップペナルティが決定している。
最後まで各ライダーはPPを目指しアタックを継続させたが、ディクソンのトップタイムを超えるライダーは現れず。ディクソンはキャリア初のポールポジションを手にした。2番手はアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)、3番手はロウズだ。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | Jake Dixon | 9 | 1'35.799 | 161.964 | ||
2 | アウグスト フェルナンデス | 8 | 1'35.901 | 0.102 | 0.102 | 161.791 |
3 | サム ロウズ | 9 | 1'35.953 | 0.154 | 0.052 | 161.704 |
4 | ソムキャット チャントラ | 9 | 1'36.260 | 0.461 | 0.307 | 161.188 |
5 | ボー ベンスナイダー | 8 | 1'36.337 | 0.538 | 0.077 | 161.059 |
6 | Albert Arenas | 5 | 1'36.581 | 0.782 | 0.244 | 160.652 |
7 | Celestino Vietti Ramus | 8 | 1'36.588 | 0.789 | 0.007 | 160.641 |
8 | トニー アルボリーノ | 8 | 1'36.657 | 0.858 | 0.069 | 160.526 |
9 | シモーネ コルシ | 9 | 1'36.665 | 0.866 | 0.008 | 160.513 |
10 | Pedro Acosta | 6 | 1'36.751 | 0.952 | 0.086 | 160.370 |
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