逆転狙う小椋藍、初日は11番手でフェルナンデスに完敗……「予期していたポジション」とも
MotoGP最終戦バレンシアGPの初日、小椋藍は11番手タイムとなった。彼はこのポジションは予想通りだと語っている。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP2022年最終戦バレンシアGPの初日、小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は総合11番手タイムとなったが、予想通りのポジションだという。
小椋は今シーズンのタイトルをアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)と争っており、チャンピオンとなるためには最低でも6位フィニッシュ以上が条件となっている。
しかしリカルド・トルモ・サーキットで小椋は最高の滑り出しとはいかなかった。前述のように小椋はトップ10を逃した一方で、フェルナンデスは総合2番手タイムを記録しているのだ。
ただ小椋としてはバレンシアは厳しいコースだと事前に語っていたように、このポジションは予期していたという。
「今日は僕らとしては典型的な1日でした。全てが僕らの予想していたように進みました」
小椋はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「普段から、僕らはこのコースでは苦しんでいました。このポジションやラップタイムは、僕らが予期していたものです。特別なことはなにもありませんが、2日目に向けてやっていくだけです」
「ライバルはとても速いですし、プレッシャーが掛かることなく、自分の最大限のことをやっています」
なおフェルナンデスは序盤から良い滑り出しとなったことで、予選に向けても自信をにじませている。
「今日はバレンシアGP初日として、良いものになったよ」と、フェルナンデスはコメントしている。
「序盤から好調で、週末全体を考えてうまく行動できた。僕らの目標は優勝を争うことで、これがそのための組み立て方なんだ」
「ペドロ(アコスタ/チームメイト)もかなり好調だから、僕らチームの立ち位置を確認することができたし、さらに前進することができる。明日は予選で良いグリッドポジションを争えるだろう。これもレースに向けては大事なところになるだろう」
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