Moto2ポルトガル予選|アロン・カネットがPP獲得。小椋藍は7番手で3列目スタート
MotoGP第5戦ポルトガルGPのMoto2クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはアロン・カネットだった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
2022年MotoGP第5戦ポルトガルGPのMoto2クラス予選が行なわれ、アロン・カネット(Flexbox HP40)がポールポジションを獲得した。
ポルトガルGPは初日から雨に降られ続けていたが、Moto3クラス予選から雨が降り止み、コースは急速に乾いた。Moto2クラスの予選時には、若干のウエットパッチが残る程度となった。
Q1ではやはりと言うべきか乾いていく路面で毎周ラップタイムが更新されていき、最後まで誰がQ2へ進出するのか読めない展開となった。
最後のアタックまでそれは変わらず、1分45秒533をマークしたマルコス・ラミレス(MV Agusta Forward Team)を筆頭に、トニー・アルボリーノ(ELF Marc VDS Racing Team)、ホルヘ・ナヴァッロ(Flexbox HP40)、ゾンタ・ファン・デン・グールベルク(RW Racing GP)ら4名がQ2へと駒を進めた。
日本人ライダーの小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は、予選Q2に直接進出。チームメイトのソムキアット・チャントラも同じくQ2スタートだ。
Q2開始直後は、Q1を突破してきたライダー達が速さを発揮。アルボリーノ、ナヴァッロがQ1トップタイムに匹敵するラップタイムを記録してトップ2に並んだ。
ただセッションが後半に入ると、他のライダー達もコンディションを見極めてスピードアップ。カネットや、マルセル・シュロッター(Liqui Moly Intact GP)などが上位に食い込んだ。
アルボリーノの勢いも衰えず、その後トップタイムを連続して更新。ただそれをカネットが上回り、1分44秒556で暫定トップタイムとなった。
終盤のアタックでは、カネットとアルボリーノのふたりが激しいタイムアタック合戦を展開。ここでもカネットが一手上回り、1分44秒151でトップタイムの座を固めたかに思えた。
ラストアタックでは各車が自己ベストを更新。しかしカネットに敵うライダーは現れずにセッションが終了。カネットはキャリア2度目のポールポジションを獲得した。2番手は終盤にタイムを縮めてきたキャメロン・ボービエ(American Racing)。3番手はジェイク・ディクソン(Shimoko GASGAS Aspar Team)だった。Q1を突破してきたアルボリーノは4番手で予選を終えた。
また小椋藍は最後のアタックで自己ベスト更新に成功し、一時は4番手に食い込んだ。ただ他ライダーのタイム更新により、最終的には7番手となった。僚友のチャントラは8番手だった。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | アロン カネット | 8 | 1'44.151 | 161.903 | ||
2 | Cameron Beaubier | 8 | 1'44.479 | 0.328 | 0.328 | 161.395 |
3 | Jake Dixon | 9 | 1'44.501 | 0.350 | 0.022 | 161.361 |
4 | トニー アルボリーノ | 8 | 1'44.560 | 0.409 | 0.059 | 161.270 |
5 | アウグスト フェルナンデス | 8 | 1'44.788 | 0.637 | 0.228 | 160.919 |
6 | サム ロウズ | 9 | 1'44.827 | 0.676 | 0.039 | 160.859 |
7 | 小椋 藍(Ai Ogura) | 8 | 1'44.898 | 0.747 | 0.071 | 160.750 |
8 | ソムキャット チャントラ | 9 | 1'44.911 | 0.760 | 0.013 | 160.730 |
9 | Joe Roberts | 8 | 1'44.915 | 0.764 | 0.004 | 160.724 |
10 | Albert Arenas | 8 | 1'44.999 | 0.848 | 0.084 | 160.595 |
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