予選レポート
Moto2 日本

Moto2インドネシア予選|日本人ライダーは全員Q1敗退の苦しい結果に。カネットがポール獲得

MotoGP第15戦インドネシアGPのMoto2クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはアロン・カネットだった。

Aron Canet, Pons Racing

 MotoGP第15戦インドネシアGPがマンダリカ・インターナショナル・サーキットで開幕。2日目のMoto2クラス予選が行なわれ、アロン・カネット(Pons Wegow Los40)がポールポジションを獲得した。

 インドネシアGPでは日本人ライダーが苦戦しており、小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)、野左根航汰(Correos Prepago Yamaha VR46 Team)、羽田太河(Pertamina Mandalika SAG Team)の3名全員が予選Q1スタートとなった。

 小椋は3回のプラクティスの結果、Q2直接進出をギリギリで逃していた。予選Q1では序盤からしっかりとタイムを記録しており、Q2進出圏内となる4番手以内をキープした。

 Q1ラストのアタックでも小椋は自己ベストタイムを更新できた。しかし、他のライダー達のタイムの上がり幅が大きかったことで5番手に落とされてしまい、彼は予選をQ1敗退で終えることとなった。

 また羽田は10番手、野左根も15番手とQ2には届かず、今回は日本人ライダー全員がQ1敗退という結果に終わった。

 Q2のポールポジション争いはアロン・カネットが序盤に記録した1分34秒155というタイムが破られないまま、セッションは終盤に入った。

 残り1分という終盤でマニュエル・ゴンザレス(Correos Prepago Yamaha VR46 Team)が暫定トップ更新ペースを見せたが、0.003秒と僅かに及ばず2番手となった。

 そしてラストアタックでは彼以外にも多くのライダーが最速タイムを更新するペースを刻んだ。ただ後半セクターでの失速が目立ち、結局トップタイムを更新するライダーは現れなかった。

 結果として、ポールポジションはカネットが獲得。2番手はゴンザレス、3番手はフィリップ・サラック(QJMOTOR Gresini Moto2)となった。ポイントリーダーのペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)は4番手だった。

 
 
 
         
Driver Info
 
 
 
   
順位 ライダー # バイク 周回数 タイム 前車との差 平均速度 スピードトラップ
1 Spain カネット Pons Wegow Los40 40 Kalex 9 1'34.155   164.792  
2 Spain M. Gonzalez Correos Prepago Yamaha VR46 Master Camp 18 Kalex 8 +0.003 0.003 164.786  
3 Czech Republic サラック QJMOTOR Gresini Moto2 12 Kalex 9 +0.019 0.016 164.758  
4 Spain P. Acosta Ajo Motorsport 37 Kalex 9 +0.043 0.024 164.716  
5 Spain F. Aldeguer Beta Tools - Speed Up Racing 54 Boscoscuro B-21 9 +0.071 0.028 164.667  
6 Thailand チャントラ Honda Team Asia 35 Kalex 9 +0.161 0.090 164.510  

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