Moto2 Mugello

Moto2イタリア予選|ジョー・ロバーツが今季初ポール獲得。前戦ウイナーの小椋藍は12番手

MotoGP第7戦イタリアGPのMoto2クラス予選が行なわれた。ポールポジションはジョー・ロバーツが獲得した。

Joe Roberts, American Racing Team

 MotoGP第7戦イタリアGPがムジェロ・サーキットで開幕し、Moto2クラスの予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、OnlyFans American Racing Teamのジョー・ロバーツだった。

 Moto2クラスは前戦カタルニアGPで日本人ライダーの小椋藍(MT Helmets - MSI)が移籍後勝利。イタリアGPでもまずはしっかりと予選Q2への直接進出を果たした。もう一人の日本人ライダーである佐々木歩夢(Yamaha VR46 Master Camp Team)は、予選Q1からのスタートだった。

 佐々木の参加するQ1ではダリン・ビンダー(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)がセッションをリード。佐々木はなかなかQ2進出できるトップ4のタイムに近づけないまま、Q1終盤を迎えた。

 そしてラストアタックで佐々木はタイムを縮められず、12番手で予選Q1を敗退。一方でチームメイトのジェレミー・アルコバは最後に1分50秒583のトップタイムを叩き出し、Q2へ進出。チームメイト間で明暗の分かれる結果となった。

 予選Q2が始まると、前戦カタルニアGPで初ポールポジションを獲得した小椋のチームメイト、セルジオ・ガルシアが序盤に1分49秒955をマークし、暫定トップタイムとした。

 小椋は1分50秒790で11番手周辺と、こちらもチームメイト間で差がついた格好だ。

 目立ったタイム更新のないままQ2終盤となったが、残り1分を前にジョー・ロバーツが1分49秒877とトップタイムを更新。ここで記録したタイムが決め手となり、ロバーツがポールポジションを獲得した。2番手はガルシア、3番手にはアロンソ・ロペス(MB Conveyors SpeedUp)が並んだ。

 小椋は自己ベストを1分50秒573まで更新したものの、12番手と中団のスタート位置が精一杯だった。なおQ1を突破した佐々木のチームメイト、アルコバは11番手となっている。

   
1
 - 
5
   
   
1
 - 
2
   
順位 ライダー # バイク 周回数 タイム 前車との差 平均速度 スピードトラップ
1 United States Joe Roberts OnlyFans American Racing Team 16 Kalex 7

1'49.877

  171.846  
2 Spain Sergio Garcia MT Helmets - MSI 3 Boscoscuro B-21 5

+0.078

1'49.955

0.078 171.724  
3 Spain アロンソ ロペス MB Conveyors SpeedUp 21 Boscoscuro B-21 8

+0.255

1'50.132

0.177 171.448  
4 Spain Manuel Gonzalez QJMOTOR Gresini Moto2 18 Kalex 7

+0.371

1'50.248

0.116 171.268  
5 South Africa ダリン ビンダー Liqui Moly Husqvarna Intact GP 15 Kalex 7

+0.469

1'50.346

0.098 171.116  
6 Spain マルコス ラミレス OnlyFans American Racing Team 24 Kalex 7

+0.481

1'50.358

0.012 171.097  
 

 

前の記事 小椋藍、10番手発進から今季初優勝! スタート決め流れ手繰り寄せる……ランキング3番手に浮上|Moto2カタルニア決勝
次の記事 Moto2イタリア決勝|小椋藍、ロケットスタートで5位。ロバーツがスパート決め優勝

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

エディション

日本 日本