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レースレポート

Moto2タイGP決勝|スコールに翻弄されハーフポイントでレース成立。小椋がタイトル争い”0.5”ポイント詰め寄る

MotoGP第17戦タイGPのMoto2クラス決勝が行なわれた。ハーフポイントで成立となったレースの優勝はトニー・アルボリーノだった。

Tony Arbolino, Marc VDS Racing Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第17戦タイGPのMoto2クラス決勝が行なわれた。優勝を果たしたのはトニー・アルボリーノ(Elf Marc VDS Racing Team)だった。

 3年ぶり開催のタイGPは母国戦のソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)がポールポジションを獲得。2番手にはアルボリーノ、3番手には小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が並んだ。

 なお今週末はMoto3クラス決勝レースまでは天候が保たれていたが、Moto2クラスの決勝レーススタート進行中に、ついに雨が降り始めてしまった。

 その結果スタートはディレイとなり、レースも24周から16周に周回数が減らされることになった。コンディションの変化への対応で混乱もあり、アルベルト・アレナス(Inde GASGAS Aspar Team)など3名のライダーがグリッド最後尾スタートやピットレーンスタートになるなどの事態も発生した。

 そしてディレイを挟んでレースがスタート。コースはエリアによって雨量や濡れ方がかなり異なっており、路面への適応が重要なレースとなった。

 ターン1ではオーバーランなども見られる中、ポールシッターのチャントラがホールショットを奪って先行。大きく序列が変わっていく中、ターン4ではキャメロン・ボービエ(American Racing)が転倒してしまうなど波乱の展開だ。

 オープニングラップを終えてのオーダーはチャントラ、アロンソ・ロペス(Beta Tools Speed Up)、アロン・カネット(Flexbox HP40)がトップ3だ。小椋はスタートで良い蹴り出しを見せ、首位を奪うかというシーンもあったが、その後はポジションを落とし、5~6番手でレースを進めた。

 先頭を走るチャントラはリードを広げつつあったが、2周目にハイサイドを喫して転倒。ここで母国戦優勝のチャンスを失ってしまった。

 以降は先頭に立ったロペスと2番手カネットが抜け出す形となった。

 しばらくバトルが続いたが、4周目にロペスがブレーキングで止まりきれず、カネットがそこで首位に浮上した。

 そのカネットも、フィリップ・サラック(Gresini Racing Moto2)にオーバーテイクを許してしまい、トップは立て続けに入れ替わった。

 首位に立ったサラックは一時1秒以上の差を築いていたものの、今度はアルボリーノに追い立てられる立場になり、ミスも重なって追い抜きを許してしまった。

 その直後、レースは天候悪化により9周を残して赤旗中断となった。規定周回数の2/3を終了していないため、レースは残り5周で再開されることが通達された。

 一度は再開予定時刻も発表されたが、雨脚が再び強まったこともあり、再びディレイが決定。レースは30分ほどの中断を挟んだ末に再開となった。

 しかし再開時刻になっても、コースには強い雨が叩きつけられており、ライダーがグリッドへ向かっている最中に再び赤旗となってしまった。

 結局、この赤旗のあとレースディレクションはレースを再開しないことを決定。周回数2/3を消化していないため、ハーフポイントでレース成立となった。

 その結果、優勝はアルボリーノ。2位はサラック、3位はカネットということになった。

 タイトルを争うフェルナンデスと小椋は、それぞれ8位と7位でフィニッシュ。依然としてフェルナンデスがランキング首位だが、小椋が今回0.5ポイント詰め寄り、その差は1.5ポイントに縮まった。

 
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