Moto2 日本

小椋藍、Moto2日本GPで2年連続優勝ならずも“満足”の2位に「スタートから2周が全てだった」

MotoGP第14戦日本GPのMoto2クラス決勝で2位表彰台を掴んだIDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍。優勝こそチームメイトのソムキアット・チャントラに奪われたものの、満足のいくレースになったようだ。

Ai Ogura, Honda Team Asia

 モビリティリゾートもてぎで開催されたMotoGP第14戦日本GP。Moto2クラスの決勝レースはIDEMITSU Honda Team Asiaのソムキアット・チャントラが優勝を収め、チームメイトの小椋藍は2位となった。

 小椋はホームレースの日本GPで2年連続の優勝とはならなかったものの、満足のいくレースができたと考えている。

 小椋はポールシッターのチャントラに次ぐ2番手から決勝をスタート。チャントラが勢いよく飛び出していった一方で、小椋は3番手スタートのジェイク・ディクソン(Inde GASGAS Aspar Team)、6番手スタートのアロンソ・ロペス(Beta Tools SpeedUp)に先行を許してしまった。

 なんとか巻き返したい小椋はディクソンとロペスを交わして2番手まで順位を回復するも、激しいポジション争いを続けるうちにチャントラはハイペースで飛ばして2秒のギャップを築いた。

 そこから首位チャントラと2番手小椋はほぼ同ペースとなり、2秒前後の差で付かず離れずといった状況のまま周回数を消化していった。

 レース終盤こそその差が2秒以内に縮まったものの、チャントラは小椋の接近を許さずトップチェッカーを受けた。

 レース後、小椋は決勝を次のように振り返り、満足の行く2位だったと認めた。

「最初はいくつかポジションを失いました。2番手までポジションを回復した時には、ソムキアットと少しギャップができていて、その後は最後までギャップを縮めようとしていましたが、彼は速すぎましたし、僕もそこに届かなかったです」

「とはいえ、2位でフィニッシュできました。母国戦で少なくとも表彰台で終える必要がありましたし、日本GPでの2位という結果にとても満足しています」

 また、小椋はスタートでの感触は普段通りだったものの、複数台に先行されるとは考えていなかったという。ただ、ここでの出遅れがレース結果に大きく響いたと彼は考えている。

「スタートから2周が全てだったかなと思います。その後はチャントラとあまり差も変わりませんでした。離れたり(タイムが)落ちたりと、少し変動もありましたが、最初の何周かで開いた差が全てでした」

「ジェイクはいつもスタートが上手なので抜かれるのは分かっていましたが、その他に抜かれるとは思っていなかったので、ちょっと残念でした」

Ai Ogura, Honda Team Asia

Ai Ogura, Honda Team Asia

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

 日本GPの週末、体調の優れない中走行に臨んでいた小椋。1日目と2日目こそ厳しい状態が続いたものの、決勝日には体調も回復していたという。

「朝起きた時はレースのことを考えてなくて、体調がちょっと良いことが嬉しかったです。『お、ちょっと良いぞ』ってね」

 日本GPを終えて残すは6戦。来季は現在のIDEMITSU Honda Team Asiaを離れ、MT Helmetsへ移籍することとなり、ホンダの育成プログラムからは離れることとなる。

 巣立ちを前に有終の美を飾るべく、小椋はシーズン残りのレースに向けて次のように意気込んだ。

「こんな(日本GPのような)感じで最後までいければ1番良いですね」

「プラクティスから決勝でも上位につける今週みたいなウィークを作れれば、その中で優勝争いに何回か混ざることができると思います。ウィーク中には今回のチャントラみたいに2〜3人は速いライダーがいますが、それができればベストです」

 

前の記事 Moto2日本GP決勝|小椋藍は2位フィニッシュ! 僚友チャントラがもてぎ完全制圧でHonda Team Asiaがワンツー達成
次の記事 ホンダ・チーム・アジアの優勝&2位に青山博一監督喜び「これ以上は不可能な、素晴らしいレースとしか言えない」

最新ニュース

元フェラーリF1代表のマッティア・ビノットがアウディF1に加入、プロジェクト責任者に。アンドレアス・ザイドルは離脱へ

元フェラーリF1代表のマッティア・ビノットがアウディF1に加入、プロジェクト責任者に。アンドレアス・ザイドルは離脱へ

F1 F1
元フェラーリF1代表のマッティア・ビノットがアウディF1に加入、プロジェクト責任者に。アンドレアス・ザイドルは離脱へ
海外F1記者の現場勘|レッドブル昇格が「角田裕毅のためになるとは思えない」アストン・ホンダが求めるドライバーになれるはず

海外F1記者の現場勘|レッドブル昇格が「角田裕毅のためになるとは思えない」アストン・ホンダが求めるドライバーになれるはず

F1 F1
ハンガリーGP
海外F1記者の現場勘|レッドブル昇格が「角田裕毅のためになるとは思えない」アストン・ホンダが求めるドライバーになれるはず
雨のスーパーフォーミュラSUGO戦でなぜアクシデントが多発したのか。複合的要因の考察とタイヤメーカー横浜ゴムに聞く今後の対応

雨のスーパーフォーミュラSUGO戦でなぜアクシデントが多発したのか。複合的要因の考察とタイヤメーカー横浜ゴムに聞く今後の対応

SF スーパーフォーミュラ
雨のスーパーフォーミュラSUGO戦でなぜアクシデントが多発したのか。複合的要因の考察とタイヤメーカー横浜ゴムに聞く今後の対応
F1分析|角田裕毅の”誰にも真似できない”完璧なタイヤマネジメントでハンガリーGP入賞。優れた戦略と、少しの幸運も後押し

F1分析|角田裕毅の”誰にも真似できない”完璧なタイヤマネジメントでハンガリーGP入賞。優れた戦略と、少しの幸運も後押し

F1 F1
ハンガリーGP
F1分析|角田裕毅の”誰にも真似できない”完璧なタイヤマネジメントでハンガリーGP入賞。優れた戦略と、少しの幸運も後押し

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本 日本