Honda Team Asiaが2023年Moto2及びMoto3参戦体制発表。小椋藍は来季もMoto2に継続参戦
MotoGPのMoto2及びMoto3クラスに参戦するホンダ・チーム・アジアが、2023年の参戦体制を発表。Moto2、Moto3のいずれも、今季の参戦体制を継続することになった。
Honda Team Asiaが、2023年シーズンのMoto2およびMotoGPクラスの参戦ライダーを発表。先日行なわれたMotoGP日本GPもMoto2クラス決勝を完勝した小椋藍を含む全4人が、来季も引き続き参戦することになった。
今シーズンここまで、Moto2クラスで印象的な活躍を見せ、チャンピオン争いを繰り広げている小椋藍。先日の日本GPで今季3勝目を挙げ、チャンピオンシップでは首位アウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)にわずか2ポイント差まで接近した。
そんな小椋には、来季MotoGP最高峰クラスに昇格するという噂も持ち上がったが、結局来季もチームに残り、引き続きMoto2クラスに参戦することになった。
「来シーズンも、同じ体制でチャンピオンシップに参戦できることをうれしく思います」
小椋はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「チーム、スポンサーそして応援いただいている全ての人に感謝の意を表します。今年はチャンピオン獲得に向けて全力で戦っています。そして僕達は、チーム一丸となってこの目標達成のために取り組んでいます。僕の挑戦は、毎レース、毎セッション、可能な限り成長し、今よりも更に先に進むことです」
またチームメイトは、今季同様ソムキャット・チャントラが引き続き務めることになる。
「IDEMITSU Honda Team Asiaで5シーズン目を迎えられることを誇りに思います。2022年は、インドネシアでの優勝のような忘れられない瞬間を経験し、またライディングとレースマネージメントにおいて大きく成長していると感じています。2023年はチャンピオン獲得に向けての準備ができると確信しています」
チャントラはそう来季に向けて意気込みを語った。
なおHonda Team Asiaは、来季のMoto3クラスも今季と同じ体制を継続。古里太陽とマリオ・アジのコンビとなる。
「2023年もこのチームで参戦できるチャンスを与えてくれたホンダに感謝します。僕にとって最初のシーズンはとてもエキサイティングなものでした。それは、絶え間なく学ぶことでスタッフとの信頼関係を築き、マシンに自身を持つことができました」
古里はそうコメントを寄せた。
「夏休み明けには、僕自身のライディングが成長していることを感じ始め、パフォーマンスも大きく向上することができました。もちろん、僕はもっと成長しなければなりません。そしてこのチームはそれを可能にしてくれます。この寄せられた信頼には成績で応えていくつもりです」
アジも次のように語る。
「来シーズンも、Honda Team Asiaのライダーとして参戦するチャンスを掴むことができ、とてもワクワクしています。これは、僕がトップレベルでのレースが出来ることを信じてくれているということです」
「今年は体の不調に悩まされました。しかし、そのような状況においても、僕は多くのことを学び、いくつかの重要なポイントも獲得し、そしてマンダリカでのフロントロウ獲得のような経験もすることができました。僕はこのチームから継続して参戦できることを幸せに思っています。来シーズンに向けては、もっと強くなれるようにシーズン・オフの間にトレーニングに励みます。僕を信じてくれる全ての人に感謝します」
なおMoto2及びMoto3いずれのチームも、今季同様青山博一が務めることになる。
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