ホンダ・チーム・アジアを離れる小椋藍、”育成選手”からは卒業。ただしホンダとの関係は今後も継続へ
ロードレース世界選手権(MotoGP)のMoto2クラスに参戦する小椋藍は、2024年のMT Helmets移籍が公表された。ホンダ育成としてこれまでMoto2を戦ってきた小椋は、今回の移籍で“育成枠”からは外れることになるようだ。
9月15日、ロードレース世界選手権(MotoGP)のMoto2クラスに参戦する小椋藍が、今季限りでIDEMITSU Honda Team Asiaを離れ、来季からMT Helmets-MSiへ加入することが発表された。ただ、今後もホンダは小椋との関係を維持するようだ。
小椋は2018年からMoto3クラスにフル参戦を開始し、2020年にはランキング3位を獲得。Moto2クラスに昇格した後も活躍を続け、2022年には母国戦日本GPで勝利し、タイトル争いを演じた末にランキング2位を獲得するなど、期待の日本人ライダーとなっていた。
ただ前述のとおり、小椋は2024年にホンダ・チーム・アジアを離れることになった。気になるのは、彼とホンダの関係がどうなっているのかだろう。
その点についてホンダ広報部はmotorsport.comの取材に対し、小椋はホンダの育成選手からは外れると回答している。ただ、ホンダとの関係は今後も継続するという。
「小椋選手はMoto2でもしっかり結果を残しており、ホンダの育成選手からは卒業します。しかしながら、今後も小椋選手とホンダとの関係は継続します。詳細につきましては決まり次第ご案内いたします」
MotoGPはヨーロッパラウンドを終え、次戦からはフライアウェイ戦に入る。9月29日からはモビリティリゾートもてぎで、MotoGP日本GPの開催が予定されているため、そこで小椋とホンダの今後についても明らかになるかもしれない。
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