Moto2サンマリノ予選:サム・ロウズがレコード更新のポール。長島哲太は9番手
MotoGP第7戦サンマリノGPのMoto2クラス予選が行なわれ、サム・ロウズがポールポジションを獲得。長島哲太は9番手となった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ミサノ・サーキットでMotoGP第7戦サンマリノGPのMoto2クラス予選が行われ、サム・ロウズ(EG 0,0 Marc VDS)がポールポジションを獲得した。
Moto2クラス唯一の日本人である長島哲太(Red Bull KTM Ajo)はFP1〜FP3で総合5番手をマークし、予選Q2への直接進出を決定した。
なお彼のチームメイトでタイトル候補とみなされていたホルヘ・マルティンは、グランプリを前に新型コロナウイルスの検査で陽性反応が検出。自己隔離措置によってレースを欠場することとなった。
予選Q1序盤はファビオ・ディ・ギャナントニオ(+EGO Speed Up)を筆頭に、ヘクトル・ガルソ(Flexbox HP 40)、ジョー・ロバーツ(Tennor American Racing)、マルコス・ラミレス(Tennor American Racing)がQ2圏内につけた。
この並びのまま、Q1はセッション半分を消化。ターン11ではニッコロ・ブレガ(Federal Oil Gresini Moto2)がハイサイドを起こして転倒してしまった。
コース上では自己ベストを更新するライダーは現れるものの、結局トップ4に食い込めるタイムは記録されず、ディ・ギャナントニオ、ガルソ、ロバーツ、ラミレスの4名がQ2に進んだ。
Q2のアタックでまず速さを見せたのはQ1から上がってきたガルソ。1分37秒328でトップタイムとした。ただ、その後マルコ・ベッツェッキ(SKY Racing Team VR46)が1分37秒267でそれを上回った。
計測3周目になるとさらにタイム更新が続出。ベッツェッキも自己ベストを更新していくが、それでもサム・ロウズに1分36秒666でトップタイムを更新されてしまった。
ロウズはその後レコードタイムを大きく更新する1分36秒170を叩き出し、2番手に続くベッツェッキ以下に差をつけた。
そのベッツェッキは残り6分を切った頃にターン6でクラッシュを喫してしまった。なんとかマシンは再始動され、ベッツェッキは自走でピットへと戻った。
中盤まではなかなかポジションを上げられていなかった長島だが、残り3分になって7番手にまで浮上してきた。
そしてチェッカーが振られた後の最後のアタックでは、レミー・ガードナー(Onexox TKKR SAG Team)、ルカ・マリーニ(SKY Racing Team VR46)がタイムを大きく更新、それぞれ2番手と3番手に割って入った。
結局ロウズが最後までトップタイムを守りきり、ポールポジションを獲得。2番手にはガードナー、3番手にはマリーニが並んだ。
長島哲太は最後のアタックでタイムを縮めることができず、9番手タイムで予選を終えた。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | サム ロウズ | 9 | 1'36.170 | 158.269 | ||
2 | レミー ガードナー | 8 | 1'36.424 | 0.254 | 0.254 | 157.852 |
3 | ルカ マリーニ | 9 | 1'36.496 | 0.326 | 0.072 | 157.735 |
4 | マルコ ベッツェッキ | 5 | 1'36.541 | 0.371 | 0.045 | 157.661 |
5 | エネア バスティアニーニ | 8 | 1'36.614 | 0.444 | 0.073 | 157.542 |
6 | シャビ ビエルへ | 8 | 1'36.663 | 0.493 | 0.049 | 157.462 |
フルリザルトを見る |
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments