Moto2チェコ決勝:バスティアニーニ、連勝でランク首位。長島11位でポイント確保
MotoGP第4戦チェコGPのMoto2クラス決勝が行なわれ、エネア・バスティアニーニが優勝。アンダルシアGPから2連勝を果たした。
Tetsuta Nagashima, Red Bull KTM Ajo
Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第4戦チェコGPのMoto2クラス決勝が行なわれ、エネア・バスティアニーニ(Italtrans Racing Team)が2連勝を果たした。
長島哲太(Red Bull KTM Ajo)がポイントリーダーで引っ張るMoto2クラス。だが長島は予選で苦戦し、20番グリッドと後方からのスタートとなってしまった。
19周のレースがスタートすると、バスティアニーニがホールショットを奪う。そこにポールポジションスタートのジョー・ロバーツ(Tennor American Racing)が続いた。
長島はスタートで大きくポジションを上げ、オープニングラップ終了時点で12番手と、ジャンプアップを果たしていきなりポイント圏内に入った。
先頭を行くバスティアニーニはペースが良く、1周目からギャップを拡大。後続に1秒の差をつけて早くも逃げつつあった。
2番手以下はサム・ロウズ(EG 0,0 Marc VDS)、ロバーツの2名が1秒差で続き、ホルヘ・マルティン(Red Bull KTM Ajo)が少し差を空けて4番手集団を引っ張る形となった。
ロウズはバスティアニーニとのギャップを徐々に徐々に削り取っていき、8周目の段階でコンマ5秒ほどにまで近づいてみせた。一方で3番手のロバーツはロウズから1秒ほどの差を空けられてしまった。
この拮抗した状態はレース半分を消化しても変わらず、バスティアニーニとロウズは共に、ひたすら同じようなラップタイムを刻み続けていた。
一時はマルコ・ベッツェッキ(SKY Racing Team VR46)が4番手争いを先導するシーンもあったが、後にマルティンが追い抜き、そのまま集団を抜け出してリードを拡大しはじめた。
レースは上位陣の並びに変化のないまま、残り周回数は5周。ロウズは若干バスティアニーニに離されつつあった。
そしてこのオーダーのままラストラップに突入。ロウズが最後にギャップを0.4秒にまで縮めたものの、バスティアニーニがトップでチェッカーを受け、アンダルシアGPに続き2連勝を果たした。
2位はロウズ、3位にはロバーツが入った。なおロバーツにとっては初の表彰台だ。
長島は最終的に11位でフィニッシュ。20番手と後方からのスタートだったが、確実にポイントを持ち帰った。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | エネア バスティアニーニ | 19 | 25 | ||||
2 | サム ロウズ | 19 | 0.423 | 20 | |||
3 | Joe Roberts | 19 | 5.948 | 16 | |||
4 | ルカ マリーニ | 19 | 8.797 | 13 | |||
5 | アウグスト フェルナンデス | 19 | 9.392 | 11 | |||
6 | マルコ ベッツェッキ | 19 | 10.306 | 10 | |||
7 | ホルヘ ナヴァッロ | 19 | 10.575 | 9 | |||
8 | ホルヘ マルティン | 19 | 11.366 | 8 | |||
9 | ハフィス シャーリン | 19 | 12.875 | 7 | |||
10 | アロン カネット | 19 | 14.266 | 6 | |||
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