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モト・アメリカ王者が世界へ殴り込み! レイニー主導でアメリカ人ライダー復権へ?

2021年、Moto2のAmerican Racing Teamはモト・アメリカ王者のキャメロン・ボービエを起用する予定だ。今季活躍を見せているジョー・ロバーツと同様に、ボービエはアメリカ人ライダー復権を目指す動きにとって重要なライダーとなるだろう。

Cameron Beaubier, Pata Yamaha Official WorldSBK Team

 ロードレース世界選手権のMoto2クラスへ参戦しているAmerican Racing Team。彼らは2021年にモト・アメリカスーパーバイク(旧AMAスーパーバイク)王者のキャメロン・ボービエを起用する予定だ。

 American Racing Teamは今季、同じくアメリカ人ライダーのジョー・ロバーツと参戦。彼は表彰台を獲得し、3度ポールポールポジションを獲得するなど活躍を見せていたが、来季Italtrans Racing Teamへ移籍することが決定していた。

 しかしチームはロバーツ離脱を伝える声明の中で、「2021年シーズンへ向け、非常に才能あるアメリカ人ライダーを連れてくる素晴らしいチャンスが訪れた」とコメントしていたため、ボービエの加入という噂はさらに膨れ上がることとなった。

 ボービエのAmerican Racing Team加入は近日中に公表される予定で、チームは再び才能あるアメリカ人ライダーと歩んでいくことになる。

 Moto2参戦を果たすボービエだが、彼は2009年に世界選手権125ccクラスへ参戦していた。当時のチームメイトは現在のMotoGP王者であるマルク・マルケスだった。

 しかし125ccクラスでは目立った実績を残すことができず、ボービエは母国へと戻る。そこでは成功を収め、モト・アメリカスーパーバイクで2015年、2016年、2018年、2019年そして2020年とタイトルを5度獲得している。

 ボービエのMoto2参戦は重要な意味も持っている。3度の500cc王者であるウェイン・レイニーが率い、加えてMotoGPのプロモーターであるドルナの支援を受けているモト・アメリカから、世界最高峰の舞台へアメリカ人ライダーを再び送り出すことを狙う上でも、非常に重要な展開と言えるのだ。

 現在27歳のボービエはアメリカのモーターサイクルレース界をリードする才能を持っていながら、世界を舞台にして戦う機会には恵まれなかった。

 アメリカ人ライダーの世界選手権での王座獲得は、2006年のニッキー・ヘイデンが最後で、全クラスを通してグランプリでの優勝は2011年のベン・スピーズが最後となっている。

 最高峰MotoGPクラスにおけるアメリカ人ライダーのレギュラー参戦に関しても、ヘイデンが2015年まで参戦していたのを最後に、途切れてしまっている状況だ。

 なおAmerican Racing Teamを離れるロバーツだが、彼は同チームでライダーコーチを務める元GPライダーのジョン・ホプキンスとの関係を今後も維持するようだ。

 

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