Moto2イタリア決勝|小椋藍、ロケットスタートで5位。ロバーツがスパート決め優勝
MotoGP第7戦イタリアGPのMoto2決勝が行なわれ、OnlyFans American Racing Teamのジョー・ロバーツが制した。
MotoGP第7戦イタリアGP、Moto2クラスの決勝レースがムジェロ・サーキットで開催され、OnlyFans American Racing Teamのジョー・ロバーツが優勝した。
ポールポジションはロバーツ。2番手はセルジオ・ガルシア(MT Helmets - MSI)、3番手にはアロンソ・ロペス(MB Conveyors SpeedUp)が並んだ。
前戦ウイナーの小椋藍(MT Helmets - MSI)は12番手、佐々木歩夢(Yamaha VR46 Master Camp Team)は26番手からの追い上げを狙った。
Moto3クラスのレースで赤旗が出た影響で、19周から12周に短縮されたMoto2クラスのレースがスタートすると、ロバーツが首位をキープ。小椋は一気に4番手までジャンプアップしてみせた。
オープニングラップを終えて、ロバーツの後ろにロペスが並びトップ争い。小椋は少しポジションを落としたものの6番手につけた。
小椋も含めた7台の先頭集団をロバーツやロペスが引っ張るという展開。ただ小椋は集団の最後尾で少し距離をとっての走行となった。
レース中盤はクラッシュが相次ぎ、6周目には5番手を走っていたダリン・ビンダー(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)も転倒。先頭集団が1台減ることになった。
残り4周となってところで、ターン1でロペスとロバーツが軽く接触。これでマヌエル・ゴンザレス(QJMOTOR Gresini Moto2)が首位に立ち、小椋はチームメイトのガルシアをパスして5番手につけた。
その後も目まぐるしく表彰台圏内のオーダーが変化していくが、ロバーツが残り2周のところでスパートを開始。これに反応できたゴンザレスと隊列から抜け出し、優勝争いがこの2台に絞られた。
ゴンザレスは果敢に攻めたものの、ロバーツが守りきりトップチェッカー。2022年ポルトガルGP以来となる勝利となった。3位にはロペスが入った。
小椋は、ファイナルラップのターン1で見事な2台抜きを見せるなど最後まで表彰台最後の一席を争ったが、チームメイトのガルシアの後ろ、5位でのフィニッシュとなった。
この結果、ポイントリーダーはガルシアがキープ。ロバーツが7ポイント差のランキング2番手、小椋は23ポイント差のランキング3番手となっている。
佐々木は、残り2周というところで転倒リタイアとなっている。
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