サンマリノ決勝:フェナティ、雨を味方に圧勝。半数以上がリタイア

Moto3サンマリノ戦の決勝がウエットコンディションで行われ、ロマーノ・フェナティが圧倒的速さで勝利を収めた。

 MotoGPサンマリノGPの決勝日。舞台となるミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリは、生憎の雨模様に見舞われた。

 Moto3クラスの決勝レースは、完全なウエットコンディションでのスタート。スタートでホールショットを奪ったのはホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Moto3)だった。マルティンは隊列を率いて逃げようとするが、その背後に迫ってきたのは5番手スタートのロマーノ・フェナティ(Marinelli Rivacold Snipers)だった。

 フェナティは3周目の最終コーナーで先頭に躍り出ると、その後は水を得た魚のように、ただひとり別次元のペースで飛ばしていく。

 フェナティのペースは圧倒的であり、7周目の時点で2番手との差は8秒。その後もどんどん差を広げていく。

 コース上の雨量は非常に多く、各所でクラッシュが相次ぐ。10周目には2番手を走行していたマルティンもその餌食となり、転倒を喫してしまう。これでジョアン・ミル(Leopard Racing)が2番手に上がる。

 この状況下で、7番グリッドからスタートしていた佐々木歩夢(SIC Racing Team)が大きく順位を上げた。一時6番手に上がり、自己最高位フィニッシュを果たすかと思われたが、14周目のターン6でハイサイドを起こし、転倒。リタイアとなった。

 レース終盤、ファビオ・ディ・ギャナントニオ(Del Conca Gresini Moto3)とアロン・カネット(Estrella Galicia 0,0)が激しいバトル。その間にもフェナティはペースを伸ばし、ミルとの差は20周目の時点で約25秒と圧倒的なモノとなった。

 その20周目には鳥羽海渡(Honda Team Asia)もハイサイドから転倒を喫し、リタイアとなっている。21周目には3番手を争っていたカネットもターン6で転倒してしまい、レースを諦めることになった。

 結局フェナティは、先頭に立ってからの21周を圧倒的な速さで逃げ切り、今季2勝目。最終的な2位ミルとの差は、28.594秒と圧倒的大差だった。3位にはディ・ギャナントニオが入った。

 31台がスタートしたMoto3決勝。しかし、チェッカーフラッグを受けたのは僅か15台という超サバイバルレースだった。

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この記事について
シリーズ Moto3
イベント名 Misano
サーキット ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ
記事タイプ レースレポート