Moto3に激震。ランキング3番手だったフェルナンデス、第6戦まで全て失格! エンジンの規則違反が発覚
MotoGPのMoto3クラスに参戦するアドリアン・フェルナンデスが、マシンのエンジンで規則違反が発覚したため、序盤6戦の失格が決まった。
Moto3クラスに参戦しているアドリアン・フェルナンデス(Leopard Racing)のマシンのエンジンに不正改ざんの痕跡が認められ、規則違反による今シーズン序盤6戦の失格が決まった。
チャンピオンシップで今季ランキング3番手につけていたフェルナンデスと、2015年の参戦開始以来、ダニー・ケント、ジョアン・ミル、ロレンソ・ダラ・ポルタ、ジャウマ・マシアといったライダーとMoto3タイトルを獲得している強豪チームのひとつであるLeopard Racingに起きた衝撃的なこの知らせ。問題が発覚したのは第5戦フランスGP後の検査によるモノだった。
検査で全エンジンの封印シールを剥がす作業が進められていく中で、フェルナンデスの使用していたエンジン番号810番の配線シールが標準配線手順と一致していないことが判明した。
そのため詳しい検査が行なわれ、エンジンのシーリングステッカーをさらに詳しく調査すると、改ざんの痕跡が認められたという。
そしてシールの調査結果とエンジンメーカー(この場合はホンダ)の公式な報告書に基づいて、エンジン番号810番が無許可で開封されたと判断された。
「これはFIMグランプリ世界選手権規則のMoto3クラスにおけるエンジン耐久性を定めた第2.6.3.3条、および第3.3.2.2条(イベント期間中に個人または集団によって行なわれる、不正または詐欺的行為、あるいは大会や競技の利益を損なう行為)に違反する」と、FIMスチュワードは一連の行為について記している。
しかし問題はこれだけではなかった。第7戦イタリアGP終了後、レギュレーションに適合しているかどうかを確認するため、一部のエンジンについてチームへ提出要請が行なわれた。
その検査の結果、フェルナンデスが使用していた811番のエンジンにおいても、810番と同様にエンジンが「許可なく開封され再組み立てされていた」ことを示す痕跡が発見された。
そのため前述のフランスGPまでレースで使われたエンジン(810番)と同様に、この811番のエンジンもレギュレーション違反と認められた。
FIMスチュワードはエンジンが無許可で開封されていたという確定事項に基づき、フェルナンデスに開幕戦タイGPから第6戦カタルニアGPまでの6レースで失格処分を下した。
フェルナンデスはこれら6戦でそれぞれ6位、8位、5位、2位、2位、8位を獲得しており、今週末のハンガリーGPを前にランキング3番手につけていた。しかし失格によりポイントをほぼ全て喪失……残ったポイントはイタリアGPの4位13ポイントのみで、ランキングは19番手へと後退することとなった。
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。