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レースレポート

Moto3オランダ決勝:鳥羽と鈴木が多重クラッシュでリタイア。アルボリーノ2勝目

MotoGP第8戦オランダGPのMoto3クラス決勝が行われ、トニー・アルボリーノが今季2勝目を挙げた。

Tony Arbolino, Team O

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP第8戦オランダGPのMoto3クラス決勝が行われ、トニー・アルボリーノ(VNE Snipers)が今季2勝目を果たした。

 ダッチウェザーとも呼ばれるようにオ、ランダGPは天候の急変がまま見られるレースだが、今回はレースウィークを通して天気に恵まれ、決勝レースも快晴のもとでスタートを迎えた。

 良い蹴り出しを見せたのはポールポジションのニッコロ・アントネッリ(SIC58 Squadra Corse)。ホールショットを奪い、そこにトニー・アルボリーノ、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)が続いた。2番グリッドスタートだった鳥羽海渡(HondaTeamAsia)はその後ろ4番手、さらにチームメイトの小椋藍もそれに続いた。

 2周目に入ると鳥羽が鈴木をかわして3番手に浮上。さらにその少し後ろでは佐々木歩夢(Petronas Sprinta Racing)も7番手と好位置に食らいついた。鳥羽は続いて3周目にはアルボリーノをオーバーテイクし、2番手までポジションを上げた。

 鳥羽とアルボリーノはポジションを入れ替えつつ走行を続けるが、鳥羽はバックストレートでスピードを乗せると、残り20周というタイミングで一気に先頭に躍り出て集団を引っ張り始めた。

 一方で鈴木はヤコブ・コーンフェール(Redox PruestelGP)やロマーノ・フェナティ(VNE Snipers)に先行を許してしまい6番手に後退。さらにロレンソ・ダラ・ポルタ(Leopard Racing)にも続け様にかわされ、7番手に下がった。

 集団はバラけること無く連なってレースが進んでいくが、7周目にフェナティがブレーキングでギャップを詰めると、一気に2番手に浮上。その勢いのまま先頭の鳥羽にしかけると、軽い接触がありつつもオーバーテイク。トップに躍り出た。

 また、フェナティとアルボリーノがトップ争いを演じる間に、それまでポジションを落としていた鈴木がインを突き一気にポジションを上げ、4番手につけた。

 トップ集団では激しい攻防が続くが、11周目に鳥羽がトップに浮上。その後ろではダレン・ビンダーが一気に追い上げてきており、12周目に入ると2番手に浮上した。

 レースは残り10周。鳥羽、ビンダー、アルボリーノがトップ3を形成したが、そこにダラ・ポルタがチャージを開始。そのままダラ・ポルタがトップに立つと、ブレーキングで挙動を乱した鳥羽が最終シケインでオーバーラン。ポジションを8番手まで落としてしまった。

 この周の最終シケインでは大きく順位の入れ替えがあり、トップの並びはダラ・ポルタ、コーンフェール、アルボリーノの順となった。

 最終シケインではラインを塞がれて行き場がなくなり、ライダーがコース外に飛び出してしまう場面が多く見られ、鈴木もこの餌食となり13番手までポジションを落とした。

 残り8周、ジャウマ・マシア(Bester Capital Dubai)がトラブルにより失速。10番手までポジションを上げていたが残念ながらリタイアとなった。

 残り6周には、多重クラッシュが発生。鳥羽、鈴木、ラウル・フェルナンデス(Sama Qatar Angel Nieto Team)、セレスティーノ・ビエッティ(SKY Racing Team VR46)の3名がターン5でクラッシュ。鳥羽の転倒に後方のライダーが巻き込まれる形で、好調だった日本人ライダー2名がリタイアという結果となった。

 このクラッシュの影響か、先頭集団はコーンフェール、ダラ・ポルタ、アルボリーノが少し差をつけて抜け出した。

 後方の多重クラッシュを尻目に、トップへと躍り出ていたコーンフェールだが、トップを快走していた残り4周のタイミングで、シケインのショートカットに対してロングラップペナルティが科された。

 残り3周、コーンフェールがペナルティを消化したことでアルボリーノがトップへ浮上。コーンフェールは3番手にポジションを下げた。

 そしてラストラップ、アルボリーノがダラ・ポルタの後方にピタリと付けプレッシャーをかけた。そして最終シケイン前の直線でスピードを乗せたアルボリーノが前に出ると、そのままシケインに突入。ふたりは最後の立ち上がりで横並びになってフィニッシュラインに向かうが……僅差でアルボリーノがトップチェッカー。今シーズン2勝目を飾った。

 2位は最後の最後でアルボリーノに前を行かれたダラ・ポルタ。3位にはペナルティを科されたものの3番手集団のトップを守りきったコーンフェールが入った。

 小椋は日本勢トップとなる6位でフィニッシュ。小椋は3番手集団を走りつつも、その中から抜け出すことが出来なかった。そして13位に真崎一輝(BOE Skull Rider Mugen Race)、途中ハイサイドを起こし、転倒スレスレのアクシデントで順位を落とした佐々木が17位に入った。

【リザルト】第8戦オランダGP Moto3クラス決勝

順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 ポイント
1 Italy トニー アルボリーノ 22       25
2 Italy ロレンソ ダラ・ポルタ 22 0.045     20
3 Czech Republic ヤコブ コーンフェール 22 1.562     16
4 Argentina カブリエル ロドリゴ 22 2.158     13
5 United Kingdom ジョン マクフィー 22 2.201     11
6 Japan Ai Ogura 22 2.264     10

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