【Moto3】オーストリア決勝:ミルが今季7勝目。ランキングも独走

Moto3オーストリアラウンドの決勝が行われ、ジョアン・ミルが今季7勝目を挙げた。

 MotoGP第11戦オーストリアGPのMoto3クラス決勝が行われ、ジョアン・ミル(Leopard Racing)が優勝。今季7勝目を挙げた。

 ポールポジションスタートのガブリエル・ロドリゴ(RBA BOE Racing Team)が絶好のスタートを決め、1コーナーにホールショットを決める。しかしターン3のブレーキングでジョン・マクフィー(British Talent Team)が早々に奪首。ロドリゴはなんとか2番手をキープした。

 その後、ロドリゴが再び首位を奪い返して1周目を終えるが、今後はターン1の飛び込みでボー・ベンドスナイデル(Red Bull KTM Ajo)が首位に立ち、エネア・バスティアニーニ(Estrella Galicia 0,0)が2番手に上がる。レース序盤から、上位の順位は目まぐるしく変わる。

 5周目、ホルヘ・マルティン(Del Conca Gresini Moto3)がベンドスナイデルを抜いて首位に立つが、抜かれたベンドスナイデルも諦めずに食らいついていく。

 そうこうするうちに後方から急浮上してきたのが、ランキング首位のファン・ミル(Leopard Racing)。ミルは6周目に一気に首位に立つと、後続を引き離しにかかる。

 ただ、いくらミルでもそう簡単に逃げることはできない。襲いかかってきたのはフィリップ・エッテル(Südmetall Schedl GP Racing)だった。エッテルはミルの直後まで迫るものの、オーバーテイクはついに叶わず。逆に一瞬バランスを崩してしまったことで、7番手までポジションを落としてしまう。

 驚きのパフォーマンスを見せたのは、ダレン・ビンダーの代役出走のジャウメ・マシア(Platinum Bay Real Estate)である。マシアはこれがMoto3初戦であるにもかかわらず、4番手までするすると上がってくると、15周目のターン1で2台を抜いて2番手まで浮上してみせる。ただ、2番手争いは10台近くのマシンによる大混戦だ。

 16周目のターン1で、ベンドスナイデルがブレーキングミス! マクフィーを巻き込んでクラッシュしてしまう。これで両者リタイアとなってしまう。

 2番手争いが激しくなる中、ミルは独走状態。そして18周目のターン1では、2番手に上がっていたアンドレア・ミーニョ(SKY Racing Team VR46)が転倒を喫し、大きくポジションを落とした。

 結局ミルは最後まで独走。大混戦となった2位争いは、エッテルが制した。3位にはマルティンが入った。

 日本勢は鳥羽海渡(Honda Team Asia)が15位入賞。佐々木歩夢(SIC Racing Team)が18位、鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は転倒リタイアに終わった。

【関連ニュース】

Moto3オーストリア予選:ロドリゴが連続でポールポジション獲得

【MotoGPコラム】チェコで躍動した”東南アジア”の風

アスパーMoto3、来季よりKTMのバイクを起用

Moto3チェコ決勝:ミルが優勝でランク首位を維持。鈴木8位入賞

【MotoGPコラム】前半戦を戦い抜いた5人の日本人。後半戦の課題とは

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ Moto3
イベント名 Spielberg
サーキット レッドブルリンク
記事タイプ レースレポート